Good job プロジェクト
歩く・はたらく・共に生きる-いのちがめぐるケアの社会へ-

2018年、野田聖二さんは『資本主義の崩壊が始まる』を出版し、成長や効率を追い求めてきた資本主義のシステムがいよいよ限界を迎えつつあることを鮮やかに予見しました。
あれから6年。コロナ禍を経て、社会も世界も、これまでの「豊かさ」や「働くこと」の意味を根底から問い直す時代にあります。
現在、福祉の現場に立ち、生活困窮者のキャリア支援を通して、「いのちを支える経済」のあり方を探究している野田さん。そこには、数字や効率では測れない、人と人とが支え合い、寄り添いながら生きる“ケアの関係”が息づいています。
そこで、「太陽のもとのてらこや」最終日でもあるこの特別講演では、「歩く・はたらく・共に生きる」をテーマに、資本主義のその先に見えてくる“いのちがめぐる社会”を皆さんと考えてみたいと思います。
数字では測れない人間の尊厳とつながりの価値を、いかに再び社会の真ん中に据え直すのか。
壊れていくその先に「再生」していくことはできるのか?「共に生きること」とは?
いのちと経済の関係をやさしくほどきながら、これからの“共に働き共に生きる”社会をおもい描く機会にできればと思います。
<セミナー概要>
日時:令和7年11月29日(土)15:15 ~ 17:00
※ハイブリッド開催(リアル参加/Zoom参加・アーカイブ)
会場:日光東照宮「客殿」 / オンライン(Zoom)
プログラム:
・ 開会あいさつ
・ 第一部 映画『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』上映(約30分)
・ 第二部 トークセッション「いのちがめぐる ケアの社会へ」
・ シェアタイム・質疑応答
・ 総括・謝辞
・ 閉会あいさつ
🌳これまでのセミナーの様子
📚 地域を舞台に観えてくる これからの参加型社会とは
📚 「さとのば大学」に学ぶ 日本の未来を変えていく新しい学習コミュニティ
📚 株式会社eumo 代表取締役 新井和宏氏 「ありがとうを運ぶお金の話」
📚 「たくましく生きよ」雄勝中の挑戦から学ぶ
●受講料:
Zoom参加の方 = 一般3,000円/学生1,500円
リアル参加の方=一般5,500円/学生3,000円 *特別祈祷代含む
*リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」最終日(11月29日(土))にご参加いただけます。
*本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
<ゲスト プロフィール>

野田聖二 さん
エコノミスト / キャリアコンサルタント
1982年、東北大学経済学部卒業後、埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)入行。
1994年、投資顧問会社(あさひ投資顧問)に出向し、チーフエコノミストとして9年間
マクロ経済調査・予測を担当する。2004年より日興コーディアル証券フィナンシャルアドバイザー
を経て2007年に独立し、エコノミストとしてセミナー講師や執筆業等に従事する。景気循環学会会員。
近年は、福祉領域の現場でのキャリア支援にも従事。著書に『2018年 資本主義の崩壊が始まる』『複雑系で解く景気循環』(東洋経済新報社)、『「景気ウォッチャー投資法」入門』(日本実業出版社)がある。
◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。
<お申込み>
ZEN 禅的マネジメント -いのちがよろこび新しい自分に還る道

日々の暮らしやキャリアの中で、私たちは時に「本来の自分」を見失ったり、環境や人間関係に窮屈さを感じたりすることがあります。そんな日常のもやもやと向き合う場面で取り入れたいのが、禅の知恵を現代的に活かす「禅的マネジメント」の視点です。
今回のオープニングセミナーでは、『ZEN 禅的マネジメント』著者の小森谷浩志さんをゲストにお迎えします。
小森谷さんは、禅の古典絵図「十牛図」を土台に人や組織の変容・成長を読み解き、誰もが持つ「自分らしさ」や「人や世界とつながる力」を大切にしながらいのちが喜びに満ちる生きかた・働きかたについて語っています。
-職場での人間関係をどう良くしていけばいいのか
-これからのキャリアをどう描いていくか
-今のような状態のままで将来どんな生き方をできるのだろうか
十牛図が示す自己探究の旅を、現代社会に生きる私たちの”道の歩みかた”に重ねながら、「既存の枠を手放し、新しい可能性を開くプロセス」「いのちがよろこびを取り戻す働き方」などについて皆さんと考えていきます。
本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のオープニングイベントとして開催します。リアルでご参加いただく皆さんとは、その後、越谷宿までの道のりを歩いていきます。
禅的マネジメントの視点でまちの景色を眺めたり仲間と言葉を交わし合った時に生まれる気づきを大切に、実際にからだを動かしながら得られる身体性ある学びを日常に活かして、新しい自分に還っていく道を歩き出す機会にしていただければと思います。
<セミナー概要>
●日時:令和7年11月8日(土)10:30~12:15
*ハイブリッド開催(Zoom参加/リアル参加)
●プログラム
・ 開会あいさつ
・ 基調講演
・ トークセッション
・ 質疑応答
・ 謝辞・閉会あいさつ
●受講料:
Zoom参加の方 = 一般2,000円/学生1,000円
リアル参加の方=一般3,500円/学生1,500円
※リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」初日(11月8日(土))にご参加いただけます。
※本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、Good Job アクションとして日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。
投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
<ゲスト プロフィール>

小森谷 浩志さん
株式会社ENSOU 代表
博士(経営学)
神奈川大学経営学部国際経営学科非常勤講師
一般社団法人インターナショナルZENカルチュラルセンター理事
株式会社ジェイフィール コンサルタント
1988年ニッカウヰスキー株式会社入社、営業にてトップの業績を残した後、アサヒビール株式会社のコンサルティング会社の設立に参画、コンサルタント育成体制を構築。約30年前に曹洞宗開祖道元の弟子懐奘が綴った『正法眼蔵随聞記』に邂逅。それ以来、瞑想とともに、日常の生活において禅の智慧を活用、研究を続けている。現在「いのちが喜ぶ経営」をテーマに活動。自覚の方法論として東洋の智慧、特に禅の基本テキスト「十牛図」に着目。内省と対話を鍵にマネジメント・コミュニティを中核とした組織開発、個の本来性の開花にアプローチするワークショップを、キヤノン、DeNA、富士通、富士フイルムなどの企業、NPO、教育機関、社会起業家に提供している。ここまで約50社のコンサルティング、3000回のワークショップで、延べ約50000人の方々と関わってきた。2010年から始めたファシリテーター養成講座は修了生が400名を越え、学習するコミュニティを継続中。カナダのモントリオールで行われたグローバルカンファレンスREFLECTIONS 2017では、世界20数カ国の参加者に「禅とマネジメント」を発信、話題を呼んだ。趣味は瞑想と気功。禅と経営学、一見遠い存在の二つの探究を道楽にしている。著作、論文に『協奏する組織』学文社、『週イチ30分の習慣でよみがえる職場』日経新聞出版社(共著)、『幸福学×経営学』内外出版社(共著)などがある。http://ensou.jp/
所属学会 日本経営診断学会、日本マネジメント学会、戦略研究学会他 。
◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。
<お申込み>
日光街道「太陽のもとのてらこや」フィールドワーク(日本橋〜浅草)
こんにちは。JES学生メンバーの池田です。
先日、日本橋から浅草まで下見を行ないました。
8月ということもありもの凄く暑い中でのスタートとなりました。
11月の日光街道 「太陽のもとのてらこや」 集合場所となる”三越前駅周辺”では、地下の 「熈代勝覧」 、そして日本橋麒麟像など、昔の日本橋の街並みをイメージすることができました。
日本橋から浅草まではほぼ一直線の道のり。
曲がり角や休憩場所を確認しながら進みました。
十思公園 では、江戸時代の牢屋があった場所、という歴史に驚きました。
浅草方面に歩く中で観光客が多いことに改めて感じました。
初日11月8日は土曜日でもあり、ルート調整の必要性も感じています。
この日は 田心カフェ まで歩き、お昼ご飯(とろろ御膳)を食べました。
お食事をしながら、日頃の生活のことや自分の就活の話をしました。
今、就活を進める上で「人に喜ばれる仕事をしたい」という思いがあります。業界を絞りながら模索中ですが、他にもそう感じられる仕事はたくさんあると思うので、自分と見つめ合いながらゆっくり進めていきたいと思いました。
その後、田心カフェで働く機会も頂きました。
もともと、無添加の料理、有機栽培の野菜を軸にしているのは知っていましたが、店長の櫻井さんとお話をしていく中で、食材1つ1つへのこだわりがより一層伝わってきました。
飲食店(カフェ、居酒屋)を開きたいという思いは今も心の中では思っているので、良い経験になりました。
「協同労働」が描く 新たな社会の未来像」レポート
「太陽のもとのてらこや」ゴール地点である日光東照宮で、労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事・田嶋康利さんをゲストにお招きし、特別講演を開催しました。
「協同労働」という新しい働き方や組織形態を軸に、社会や地域の未来像について議論したその一部を抜粋してレポートします。

田嶋康利さんからはまず、日光東照宮という特別な場所での開催について、「この場所の歴史と自然の中で、日本の未来の働き方について考えられることに感謝します」とお話がありました。
協同労働は、「働く人たちが自ら出資し、経営に参加し、必要な仕事を創出する仕組み」で、「所有の概念を超えた組織運営により、共に価値を分かち合うこと」を目指しています。
田嶋さんが連合会専務理事を勤める「労働者協同組合(ワーカーズコープ)」は、働く人々が出資をして組合員となり、経営に参加しながら仕事に従事する新しい組織形態です。2020年12月4日に労働者協同組合法が成立し、法的な基盤を得ました。

この組織の特徴は、組合員が出資者であると同時に経営者であり労働者でもあるという点です。一般企業のように出資者、経営者、労働者が分離されているのではなく、全ての立場を組合員自身が担います。
組織の目的は、多様な就労機会の創出と、地域における必要な事業の実施を通じて、持続可能で活力ある地域社会の実現を目指すことです。
現在、ワーカーズコープは、全国で約1万4000人が就労し、事業規模は385億円に達しています。活動は北海道から九州沖縄まで広がっており、主な事業分野は多岐にわたります。
具体的には、地域福祉、子育て支援、障害者支援、若者の就労支援、コミュニティカフェの運営、農業、環境保全活動などを展開しています。
特徴的な取り組みとして、障害のある人もない人も共に働く場づくりや、地域の課題解決に向けた事業創出があります。また、所得保障制度を活用しながら、平均工賃を一般的な水準よりも高く設定するなど、働く人の生活の質の向上にも取り組んでいます。
基調講演の後は、トークセッションです。
パネリストとして、矢萩大輔さん(有限会社人事労務 代表取締役)、金野美香(一般社団法人日本ES開発協会 理事長)が登壇。田嶋さんと共にトークセッションを行いました。

矢萩さんは、協同労働の本質とその重要性について、日光街道を歩いた体験を踏まえて以下のように語ります。
「協同労働という言葉を聞いたことがある人はいると思うのですが、この法律の側面や協同労働の本質というところのお話を聞いたことがある人は、そんなに多くないのではないかと思います。今、自律分散型の組織やティール型組織という文脈の中で大切にしている”当事者意識”というところがあります。地域や暮らしの持続可能性に着目し、働く一人ひとりが当事者意識をもって経営に参画している、という点が、非常に興味深いと感じました。」
特に印象的だったのは、147kmの日光街道を実際に歩いた体験を通じた気づきの共有です。

例えば、杉並木の景観について、「自然を守るべき」という抽象的な議論ではなく、実際に歩いてみることでこれから見える現実の課題(歩行者の安全性など)に触れ、そこから生まれる当事者意識の重要性を説きました。
矢萩さんは、「”身体性”あるつながりの場と地域」であるコミュニティの本質について、効率や合理性だけでなく、実際に体験することで生まれる地域とのつながりの重要性を強調します。そして、地域の課題に対して、私たち自身もその課題の一部であるという認識を持つことの必要性を指摘しました。
金野は、基調講演で特に印象に残った点について、以下のように語ります。
「以前、ワーカーズコープのある事業所で、『就業規則を作るために丸一日事業運営を止めて、みんなで話し合って、働くルールをみんなで意思決定をして、次の日から仕事をスタートした』というエピソードを聞いたことがあります。当初は『それってありなんだ』とびっくりしましたが、それは自分たちでこの仕事を担っていて、この地域の中で仕事を動かしているという自覚が強く滲み出ていて、それが職場の中での対話の文化、話し合いの文化というところに大きく影響しているのだと感じています」
また、金野は2つ目の気づきとして、「ないものを作れる」という可能性をあげました。自身のキャリアコンサルタントとしての経験から、多くの人々が新しいことへのチャレンジを無意識に避けたり、与えられた枠の中でのみ行動しようとする傾向があると指摘。そのような中で、協同労働という制度は、自分が大切にしたい価値を形にし、周囲と協力して新しい仕事を創造できる可能性を提供していると述べました。特に、これから社会に出る若い世代に対して、このような選択肢があることを積極的に伝えていきたいと語りました。
トークセッションの後は、会場とオンラインの参加者からの質問に答えていきました。
例えば、「一般企業ではヒエラルキーによって意思決定がなされるが、ワーカーズコープではどのように合意形成を図るのか」という質問に対して、田嶋さんは以下のように回答しました。

「リーダーはみんなで選び、そのリーダーが日常的な仕事を見ながら提案を行います。ただし、提案の前段階として、しっかりとした議論と話し合いのプロセスを重視します。できる・できないの判断や、違う意見の提示、修正など、様々な意見を聞きながら合意形成を進めていきます。
時には強引な提案をすることもありますが、その場合も具体的な事実や可能性に基づいて提案を行います。基本的な姿勢として、組合員が『やりたい』『挑戦したい』という意識を持っているのであれば、それを支援する組織文化を大切にしています。
確かに合意形成には時間がかかり、これはデメリットとも言えます。しかし、みんなが合意できた時には、組織全体で一気に動き出すことができます。『1人の100歩よりも100人の1歩の方が大事』という言葉があるように、特定の個人の突出した行動よりも、全体が一歩前進することを重視しています。」
この回答に対して、矢萩さんは、単に話し合うだけでなく、参加者一人ひとりの「感情」にも目を向けることが重要だと補足。「この人はどういう感情でいるのか」という視点を持ちながら合意形成を進めていくことで、より良い結果が得られるとコメントしました。
本セミナーでは、「協同労働」という新しい働き方の可能性について、深い議論が交わされました。
日光東照宮客殿という歴史的な場所で、400年の時を超えて「未来の働くかたち」を考えたこの日。
パネリストたちが指摘したように、実際に地域を歩き、体験し、感じることで生まれる当事者意識や、感情に寄り添いながら深めていく「対話」は、複雑さ・多様さが際立ち時に分断が進むことも多い現代社会において、ますます重要になっていくのではないでしょうか。
Shaさんと描く未来:生成AIと歩む新たな共創の時代
2024年11月に実施された「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、AIとの共生を独自の視点から描き未来社会を展望する、Shaさんこと西澤篤央さんをゲストとしてお招きして、「未来社会の描きかた—生成AIと共に生きる時代へ」をテーマにオープニングセミナーが開催されました。
日光街道を歩くという身体性を伴う体験の対極の存在とも思えるAIの視点を取り入れることで、身体性のある体験を問い、新たな世界を切り開く特別な講演となりました。

不安と期待の入り交じるAIと働く未来。
セミナーの冒頭、ShaさんはAIを活用した音楽生成のデモンストレーションを披露してくださいました。AIが作り出すメロディや歌詞は、日光街道をテーマにした温かみのある内容で、まるで以前から知っている曲のような親しみやすさがありました。その音楽は参加者の心を掴み、「AIと人間の共創」というテーマを象徴するものでした。

AIは想像以上の速さで進化しており、現在では私たちの日常的なタスクを補助するだけでなく、創造的な作業にも寄与する段階に来ています。
Shaさんは、テキスト生成をはじめとしたAIツールについても言及され、「ChatGPT」「Claude」「Gemini」「Perplexity」といった多様なツールの中でも、特に「ChatGPT」は最新機能が実装されるスピードが早く、利用者の意図を汲んだ上での回答を評価されているそうです。
確かに私自身も日常的にChatGPTと会話をしており、よく理解した上で話してくれるのでAIにケアされることも多いです。人格に合わせて回答してくれていたとは、新たな発見でした。
講演で紹介してくださったAIに関する情報では、現在のAIのIQは100を超えており、数年後には人間の知能を上回る可能性もあるとのこと。この話を聞きながら、未来の技術がもたらす可能性と、それに伴う課題について考えさせられました。
セミナーの後半では、ChatGPTを用いて「日光街道のしおり」を作成するデモンストレーションが行われました。プロンプトという指示文に応じて、しおりの文章を生成したり、さらにプラスαでの要望に基づき内容をブラッシュアップしていったり、しおりの表紙となる画像生成まで行ってくれるプロセスを目の当たりにし、AIがどれほど柔軟に対応できるのかを実感しました。デザインや音楽といった分野でのデモンストレーションでは、AIが単なる効率化ツールではなく、共創のパートナーであることを示していることを改めて感じました。
一方で、AI活用における課題も議論され、特に「AI未活用企業」と「AI先進企業」の対比が印象的でした。未活用企業では「業務効率化」を目的に導入しようとするものの、ツールを正しく使いこなせずに導入が進まないケースが多いようです。一方、先進企業は「新たな価値の創出」に重点を置き、AIを活用して競争優位性を高めています。この違いは、単なる効率化ツールとしての利用に留まるか、ビジネスの根本を変える手段として位置付けるかによって生じているようでした。
講演の中では「良い技術と良い考え方を持って、AIと向き合っていくことが大切」というShaさんの言葉が心に残りました。できればやりたくなかったことをAIに任せていき、本質的で楽しいことにより一層時間を使うことができるようになる未来も遠くないのではないか、という前向きな未来を想像させてくれるお話もありました。

講演のあとの質疑応答では、人事・労務の金野さんから「AIを活用して、海外との協業がどのように進んでいくのか」という質問も。「例えばAIが翻訳を行ってくれることでコミュニケーションが円滑化し、英語が使えないことで参入できなかった企業も参画することができ、本質的な価値を提供できる企業との取引が進んでいくのではないか」というShaさんからの回答がありました。AIの活用によって言語の壁が取り払われ、新たなチャンスが広がる可能性を示唆しており、活用方法によってはグローバルな競争力の向上にもつながっていくのだと感じました。
最後に、人事・労務/代表・矢萩さんの組織やコミュニティへの考え方をShaさんがAIに学習させた「AIダイちゃん」ならぬ「AI勘ちゃん」が登場。
「理想の組織とは」という質問に対し、「人間性を尊重する。自律分散型であり、共創と協働を推進する。価値創造経営で、福祉の向上を目指す組織」という理想像を提案してくれました。まるで本物のダイちゃんが答えたかのような回答に、参加者も驚きの様子で溢れていました。

私達の生活にも身近になってきたAIとの暮らし。日々進化し続けるAIの速度の速さに恐れを感じることも少なくないですよね。
今回のセミナーでは「人と人が出会うように、AIと出会い直す」機会となり、AIが私たちの生活や働き方に与える影響を改めて考える良い機会となりました。
AIが単なるツールではなく、人間の創造性を引き出すパートナーとなり得る可能性を感じ、これからの未来において、私たちがAIとどのように向き合い、共存していくのかを考えるヒントを得られる貴重な場となりました。

「協同労働」が描く 新たな社会の未来像

「太陽のもとのてらこや」ゴール地・日光東照宮で開催するこの講演では、労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 田嶋さんをゲストにお迎えし、2020年法制化で新たな一歩を踏み出した「協同労働という働き方・組織のかたち」の視点から、これからの新たな社会のあり方について考えます。
地域に根ざした仕事・地域の困りごとから生まれた仕事=”暮らしごと”を通して、働く一人ひとりの成長を後押しする協同労働は、地域の持続可能性を高め、豊かな社会を育む新しい動きであると言えます。 コロナ禍を経て、暮らし方・生き方そのものに対する個々の考えかたがシフトしていく中で、この協同労働という働くかたちの推進が社会に与える影響はとても大きく、このような働くかたちにまつわる選択肢が多様に示されるようになっていて、おもいをもつ一人ひとりが基点となって事業・活動をおこせる時代になっていることを広く伝えたいと考え、今回のセミナーを企画致しました。
働く個々の主体性や創造性を活かしながら、持続的な事業運営とどのようにバランスをとっていけるか。
自律した個々が、所属意識やつながり意識をもちながら協働していくにはどうしたら良いのか。 出資・意思決定・労働という三位一体の経営において、「お金」とどのように向き合っていけば良いのか。 いわば皆で組織をシェアし、生み出した価値を分かち合う労協法人において、所有の概念はどのように作用していくのか。
そんな問いを、田嶋専務とお話しながら、社会と地域をより良くする働くの未来像について考えて行きたいと思います。
<セミナー概要>
🌳これまでのセミナーの様子
📚 地域を舞台に観えてくる これからの参加型社会とは
📚 「さとのば大学」に学ぶ 日本の未来を変えていく新しい学習コミュニティ
📚 株式会社eumo 代表取締役 新井和宏氏 「ありがとうを運ぶお金の話」
📚 「たくましく生きよ」雄勝中の挑戦から学ぶ
●日時:令和6年11月30日(土)15:15 ~ 17:00
※ハイブリッド開催(リアル参加/Zoom参加)
●会場:日光東照宮「客殿」 / オンライン(Zoom)
●プログラム
・ 開会あいさつ
・ 基調講演
・ トークセッション
・ シェアタイム・質疑応答
・ 総括・謝辞
・ 閉会あいさつ
●受講料:
Zoom参加の方 = 一般3,000円/学生1,500円
リアル参加の方=一般5,500円/学生3,000円 *特別祈祷代含む
*リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」最終日(11月30日(土))にご参加いただけます。
*本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
<ゲスト プロフィール>

田嶋 康利 さん
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 専務理事
1964年生まれ。1988年日本労働者協同組合連合会センター事業団入職。
協同総研専務、労協連合会事務局長を経て、現職。
◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。
<お申込み>
未来社会の描きかた—生成AIと共に生きる時代へ

今年の「日光街道 太陽のもとのてらこや」オープニングセミナーでは、生成AIの未来可能性を探る特別講演をお届けします。
ゲストにお迎えするのは、AIとの共生を独自の視点から描き未来社会を展望する、Shaさんこと西澤篤央さんです。
日光街道を歩く、という究極の身体性の学びのプログラムとも言える機会で、なぜ生成AIというもう一方の極の世界を取り上げるのか。それは、生成AIによって、私たちの働き方・生き方が変化していく可能性を味わい、ワクワク感のもとで探究していきたいからです。
Shaさんは、”言葉と数字の前の世界における喜び”を理解し、それを基盤に、言葉と数値の集積である生成AIと触れることで、AIと人間が共に暮らす未来像を提案されています。
今回のセミナーでは、そのようなShaさんが描く未来社会の可能性や、AIと共に暮らすライフスタイルについてお話しいただきます。
また、「AI Shaさん」との対話や、や「AIだいちゃん」とのセッションなど、参加いただく皆さん自身がAIとの新しい関わり方を体感する機会も予定しています。
未来の技術がどのように私たちの生活を変え、私たちがどのようにAIと共生していくのか。
その展望を体感できる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
<セミナー概要>
●日時:令和6年11月9日(土)10:30 ~ 12:15
*ハイブリッド開催(Zoom参加/リアル参加)
●プログラム
・ 開会あいさつ
・ Shaさん 基調講演
・ トークセッション(Shaさん × AIだいちゃん ×金野美香)
・ 質疑応答
・ 謝辞・閉会あいさつ
●受講料:
Zoom参加の方 = 一般2,000円/学生1,000円
リアル参加の方=一般3,000円/学生1,500円
*リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」初日(11月3日(祝))にご参加いただけます。
*本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
<ゲスト プロフィール>

西澤 篤央 さん(shaさん)
Project Regrow 代表
元ボードゲーマー、元ITジェネラリスト、コンサルタント。変容の推進と民主化を考えている人間。特技がゲームなので、ゲームを中核に据えて活動しております。shaのダイナミック名刺
→ URL:https://shorturl.at/wlJLd
◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。
あおぞら図書館えいが会ー夏
皆さん、こんにちは!
今日は、日光街道沿いの「進修館」で開催された「あおぞら図書館えいが会」に参加してきました。今回のテーマは「未来のはたらくを考える」。映画を観ながら、対話を通じて、これからの働き方や自分自身のキャリアについて考える、とても充実した一日でした。

風情ある宿場町で感じた特別な時間
会場となったのは、趣のある宿場町に位置する「進修館」。歴史を感じるこの場所で、未来について考えるという、まさに「過去と未来が交わる場」での開催でした。風情ある建物に入った瞬間から、非日常感が漂い、心がリフレッシュされていくのを感じました。
映画『一葉の桐』が教えてくれた、伝統と未来
イベントのメインは、短編映画『一葉の桐』の上映でした。26分の短編ながら、春日部の桐箪笥に出会った若者が、その伝統に魅了され、奮闘する姿が描かれていました。若者が伝統工芸の世界に飛び込むその過程は、現代の働き方における「伝統と革新」の対立を乗り越えるヒントを与えてくれました。映画を観ながら、自分自身の働き方と重ね合わせ、深く考えることができました。

飯島勤さんとのトークセッション
映画鑑賞後は、桐箪笥職人の飯島勤さんを迎えてのトークセッションが行われました。飯島さんは伝統工芸を守りながら、現代に適応した新しいビジネスモデルを築いています。飯島さんの話を聞いて感じたのは、変化を恐れずに未来に向けて進む姿勢でした。お話の中で仰られていた仕事を継続するコツについて、「仕事をして、対価をもらって生活するが、他人に感謝され、人にありがとうと言われるような言葉があれば長続きすると思う」という言葉は、「仕事」というものに向き合っていく中で、「楽しく働く」という面において、強く印象に残っています。また、業界全体としての課題感に関しても触れられており、後継者不足の課題を解決するために、箪笥の技法を用いた商品(傘立て等)により、若年層への認知を広げる取り組みを行われるなど、精力的に動かれているとのことでした。

まとめ:未来の「はたらく」に向けての気づき
今回の「あおぞら図書館えいが会」は、単なる映画鑑賞ではなく、自分の働き方やこれからのキャリアについて深く考える機会となりました。映画『一葉の桐』で描かれた若者の挑戦、飯島さんの伝統と革新を繋ぐ姿勢等を通じて、私自身もこれからの働き方を再定義する大切なヒントを得ることができました。

今回の飯島さんとのトークセッションの模様は、ラジオ「ここ掘れワンワンスタジオ」で放送致します。ぜひこちらをご覧ください。
https://esr-j.com/kokohore-studio/
日光街道フィールドワーク2024@古河
猛暑の一日ということで、まずは文政年間創業の米銀さんのイートインスペースでランチ。
道すがら地元の方にいただいた古河のパンフレットを見ながら、「麻久良我」「古河公方・足利成氏」「石造宝塔」「熊沢蕃山」等々それぞれの興味ある言葉をピックアップしてChatGPTを使って情報を掘り下げました。

同じ肴町界隈にあるコミュニティスペース「坂長」さんに立ち寄ったあとは、鷹見泉石さんのお屋敷で一休みしつつ、古河歴史博物館で先ほど掘り下げた情報を更に広げる時間。
風情あるまちなみをゆるりと歩きながら、からだとあたまで古河の歴史を感じました。
毎年「太陽のもとのてらこや」三日目行程でお世話になっている鈴木園さんでは、抹茶ソフトをいただきながら、古河のまちの今をお伺いしました。

フィールドワークでは、「自分のペースで道を歩いた時に何を感じるか・何が観えるか」ということを大事にしています。

日頃、無意識に誰かのペースに合わせて過ごすことで、自分の発見や興味に蓋をし、それゆえあらたまって「何をしたいの?」「どうありたいの?」と問われた時に、おもいを表現することに詰まってしまい、「自分にはやりたいことがない」と決めつけてしまう。
でも、発見や興味の種は日常にころがっています。
古河のお殿様が「これは何?」と雪の結晶を探究し続け、書物『雪華図説』を書き残してくれたように、自分の源にあるわくわくの種を大切に、道を歩いてみたいなと思っています。


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日光街道 太陽のもとのてらこや2024(まちあるき/徒歩行軍)
①日本橋→越谷:11月9日(土)
②越谷→栗橋:11月16日(土)
③栗橋→石橋:11月17日(日)
④石橋→今市:11月29日(金)
⑤今市→日光東照宮:11月30日(土)

2024グリーンフェス 事務局として運営に携わりました。
皆様グリーンフェスにご参画頂きありがとうございました。
事務局の増田です。
事務局をやった感想としてはまず、本当に大きな成長をさせてもらえたなと思いました。

グリーンフェスを行うにあたって、盛り上げていくには誰一人かけてはならないのだなと感じました。
始めた当初は南桜井に一度も行ったことがなく、こんな場所があるのかといった感じでした。しかしポスターを貼りにお店に寄ったり、ポスティングをしに沢山街を歩き回った結果、今では地元越谷よりも知る場所になりました。


皆さん快くポスターを貼っていただき、今までは友人間でしか交流をしないようにしてきたのですが、皆さんと交流をすることで人と接することへの楽しさなども学べた気がします。

それから地元の庄和高校の生徒会の子達とも接し、年上の方と接することとは要領が違い、どう話していいのか迷っていました。しかし本番までには普通に話せるようになり、一致団結をして行えたことがすごく嬉しく思いました。

グリーンフェス本番の印象としてはあっという間だったなと感じました。ブース出店者の方々とお話をさせて頂いたり、写真を撮っていたらすぐに時間が過ぎて行ってしまいました。

私は高校の文化祭や体育祭といったイベントごとに本気で取り組んだことが無く、本気で大勢の人間と何かを成し遂げるという意味では、初めての経験をさせてもらえたなと思いました。


本番が終わった後の感じとしてはふわふわした新鮮な気持ちでいます。恐らく初めての感覚なので言語化できないのですが、そのうちこの気持ちというのが理解できる日が来るのではないかと思っています。来年もまたよろしくお願い致します。
本当に皆様グリーンフェスを一緒に作り上げていただきありがとうございました。









