インターン

「太陽のもとのてらこや」での歩み

私は今年からJESに参画し、「日光街道 太陽のもとのてらこや」では運営メンバーとして学びの場づくりに関わってきました。この活動を通して、様々な地域の魅力や多くの人の価値観に触れることができ、自分の視野を広げられ、貴重な経験になりました。

1日目のセミナーでは、まず、お話し頂いた八木澤さんが私と同い年であることに驚きました。生きてきた年数は同じはずなのに視野の広さや思考の深さが全く違い、すごさを感じました。


また、お話をお聞きする中で、常に様々なことに目を向け、自分で考えながら行動してきたからそのような視野の広さや思考の深さが身についたのだろうと感じ、私も見習わなければと思いました。
特に「ゆるく交わることがWell-beingに繋がる」というお話が印象に残っており、ゆるさから良いアイディアが生まれるという言葉を聞いて勉強になりました。
私は机に向かって考えていることが多いですが、これからは気分転換しながら考えてみようと思いました。

4日目は、Y’s Teaさんにご挨拶に行くところから合流させて頂きました。


Y’s Teaさんでは、まず、紅茶の種類の多さに驚きました。どれも気になるものばかりで、何度も来て色々な紅茶を飲んでみたいと思いました。また、あらゆる地域とコラボした紅茶を作っていて、紅茶を地域おこしの手段にするという発想も素敵だと思いました。
そして、思いついたことを次々に行動していく行動力も真似したいと思いました。
自分が暮らすまちにある素敵な場所を知ることができてとても嬉しかったです。また行きたいと思いました。


その後は5日目の懇親会場となるかまやさんに行き、ご挨拶と打ち合わせをしました。金野さんと店主の方が打ち合わせをしているのをメモを取りながら聞いていて、懇親会で楽しんでもらうために当日の様子を想像しながらメニューのラインナップなどを一緒に決めていく様子がとても勉強になりました。
色々なことを考えながら打ち合わせを進めていくことで、参加する人に楽しんでもらえる場が作れるのだと思い、人を楽しませるためには様々な点に目を向ける必要があるのだと思いました。


今まであまり立ち会うことのなかった場だったので貴重な経験になりました。

5日目は、今市駅から日光東照宮まで、観光で来ていたら通らないような道をたくさん歩き、歩いてみないと分からないような地域の魅力を感じることができました。
その中でも杉並木を歩いていると、自然に囲まれて心が癒やされました。就活や大学の課題などに追われて忙しい日々を送っていましたが、自然に囲まれるとリラックスでき、改めて自然が持つ力や魅力が感じられました。


日光東照宮では、普段は入れないところにも入らせて頂き、貴重な機会になりました。見始めるといつまでも見てしまいそうな細かい装飾があらゆる所にあり、これを完成させた昔の職人さんやそれを修復したり維持したりする職人さんのすごさを感じました。
日光東照宮へ行くのは初めてだったので、有名な三猿や眠り猫が見られたことも嬉しかったです。また、もっと歴史の知識があれば、知識と結びつけて建物を見ることができ、楽しめたのかもしれないと思い、歴史を勉強してからまた来てみたいと思いました。

最後のセミナーでは体で感じたことを大切にというお話が特に印象に残り、就活をする中で大切にしていきたいと思いました。


大学で勉強をしていると、頭で考えることが基本になってしまっていたので、新たな視点を得られて勉強になりました。
さらに、5日目は様々な方と話しながら歩くことができ、色々な考え方や価値観、好みに触れられてとても楽しかったです。大学にいるだけでは関われない方と関わることができ、自分の視野も広げられたように感じました。


初対面の人と話すとき、緊張してしまうことが多かったですが、イベントを通して色々な人と関わる楽しさを感じ、もっと色々な人と関わってみたいと思うようになりました。
初対面の人に声をかけることにもあまり壁を感じなくなり、成長できたように感じ嬉しかったです。

今回のイベントを通して、たくさんの地域の魅力や人の魅力を感じることができ、参加して良かったと思いました。このような気付きや学び、成長を与えてくださり、関わって下さった方々に対する感謝の気持ちでいっぱいです。
行きたい場所もたくさんできたので、これからも色々な場所を訪れ、地域の魅力を発見したり、様々な人と関わってみたりしたいと思います。

 

河岸のまちの空間に身を置いて感じたこと

今日は日光街道のフィールドワークです。東武動物公園駅でメンバーと会いました。朝礼をしてから、バスで関宿城に向かいました。僕の初めての埼玉旅行でした。

バスの窓から見える景色は、一面に広がる田んぼでした。ちょうど稲刈りが終わって、秋の雰囲気が溢れています。大都会に住み慣れた私にとって、珍しい景色でした。

僕は台湾の台北出身で、大学四年生です。交換留学生として日本に来て、まだ2ヶ月も経っていません。

日本のイメージは、いつも賑やかで高層ビルばかりの現代的な国です。だから、僕はすごく心を躍らせ、違う角度で日本を見つめようと思いました。

バス停から関宿城博物館までの道を歩くと、静かで綺麗な自然景観で、僕はスッキリしました。

それから、関宿城を後にして、境町にある道の駅に行きました。途中で自動運転バスと偶然に遭遇しました。残念ながら、次の発車まで待ち時間が長すぎて、乗らないことにしました。でも、自動運転バスが動くことを想像すると、すごい時代になったなと改めて感じました。

道の駅で昼ご飯を食べ終わったら、S-Gallery(粛粲寶美術館)に見学しに行きました。展示された作品は素晴らしかった。それに、僕が気になるところは、美術館の建築自体です。とてもユニークで現代的な建築で、特に、木材製の屋根が目につきました。職員に聞くと、その美術館は名建築家の隈研吾さんによる作品だそうです。よく調べたら、ビックリすることに、境町には隈研吾さんの建築物が7か所あります。僕みたいに建築好きの方は、ぜひ足をお運びください。

そして、すぐ隣にあるお洒落な干し芋専門店「HOSHIIMONO 100CAFE (ほしいもの百貨)」を訪ねました。いろいろな芋製品が売っています。見るだけで、楽しい気分になります。しかも、その干し芋専門店は前の美術館と同じ、隈研吾さんの作品です。

すばらしい建築が並ぶ町は、居心地がいいですね。

今回フィールドワークのおかげで、僕はいろいろな新しいことを知りました。十一月からの日光街道太陽のもとのてらこや を楽しみしています。

 

さまざまないのちが生きるみずみずしい世界の広がり

日光街道フィールドワークvol.2。この日の目的は、杉並木を歩くこと。
海の日という夏真っ盛りのタイミングで、緑豊かな杉並木の中を歩いた時にどんな作用が生まれるのか??わくわくしながら、石橋駅(栃木県)を出発し、ひたすらまっすぐ一本道を歩きながら、あれやこれやと語らううちに、宇都宮へ到着しました。

訪れるたびに立ち寄っているのは、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ」なのですが(一度にいろいろな店の餃子を楽しめるフードコート)、今回は、学生メンバー竹谷君セレクトのお店へ。

こじゃれた店内。

定食に加えて数皿、オリジナル餃子を味わい、エネルギーチャージ。

午後は、ちょこっと電車の力をお借りして、下野大沢駅へ。
田心カフェ で今年から仕入れが始まった 日光ブルーイング(Nikko Brewing)さんへごあいさつに伺いました。

日光ブルーイングさんは、1871年創業の奥日光の土産屋さん・三本松茶屋が新たに立ち上げたこころみで、ちょうどわたしたちが毎年四日目の行程で通る「大沢の交差点」から下野大沢駅方面へ歩いたところにスタイリッシュな醸造所があります。

この日は、まさに田心カフェでも取り扱っている「ベルジャンホワイト」を仕込む日、とのことで、わたしたちも製造行程を体験させていただきました。

ホップがぐつぐつと煮えたぎるタンク。

さまざまな地域のコミュニティとのコラボ企画(この日は東京の銭湯とのコラボによるビールが並んでいました)などがひしめく冷蔵庫の中まで見せていただき、新たなご縁の立ち寄りスポットができたうれしさにほくほくしながら日光ブルーイングさんを後にしました。

そしていよいよ日光杉並木街道へ。

この道は、かつては車が中心の道路でした。
わたしたちは、車道の両脇にある木々の根っこの上を歩き進むのですが、ここを通る時間帯が夕方ということもあり、疲れた足が山道にとられないように注意をしながら、気合を入れて足を踏み出していくエリアでもありました。
しかし、2021年10月、すぐ脇にバイパスが開通し、2022年からは車両通行止めになったことで、日光杉並木街道はまさしく「歩くための道」に生まれ変わったのでした。

日光ブルーイングさんを出たあたりから降り出した雨も、杉の木々の下に入ると、ミストの中を歩いていく心地よい空間に。
耳をすませば、鳥のさえずりにセミの声。
下を向くと、コンクリート道のすきまから懸命に育とうとする植物。

歩くための道になってまだ4ヵ月しか経っていないのに、そこにはさまざまないのちが生きるみずみずしい世界が広がっていました。

11月の「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、ぜひこのフィールドに身を置き、自然の豊かさ・歴史の物語等々をからだで感じる機会にしていただければと考えています。

 

2020 Good Job プロジェクト 始動 ~ 日光東照宮へ

毎年Good Job プロジェクトでお世話になっている日光東照宮へ、ご挨拶に行きました。

雨模様の日光。
駅を出ると、もやがかかった緑の山々がとても神秘的な景色を示していました。

東武日光駅から乗り込んだタクシーの運転手さんが、かつて東照宮の神馬のお世話をしていたとのことで、ニュージーランド政府から贈られた時の話や普段の馬の様子などを聴きながら、あっという間に社務所へ到着。

そして通していただいた部屋に、まさに神馬の写真と蹄鉄が飾られていて、偶然というか何というか、こういうご縁が重なる日光街道がやっぱり好きだなあと、しみじみ思ったのでした。

禰宜の湯澤さんには、わたしたちが今考えている今年度の動きをお話させていただきました。
そして湯澤さんからも、
-戦争のほとんどない260余年という時代を築いた徳川家康を祀る東照宮を、”平和の象徴”としてさまざまな国・地域の方たちに知ってほしい。
-いずれまた多くの人が往来できる段階になったら、山の中の聖地という特別な場所にある東照宮を訪れ、自然の豊かさも感じてほしい。
このようなご自身が思い描く東照宮のこれからのあり方をお伝えいただきました。

江戸から見てちょうど東照宮陽明門の真上には北極星が輝いていると言われています。
今わたしたちの社会はさまざまな不安が渦巻く状態ともなっていますが、ちょっと目線を上げて共に道を歩みながら、未来思考で”はたらく”を考える-、そんなGood Job プロジェクトを今年も展開していきたいと思いました。

幻想的な神橋と大谷川を眺めながら、駅へ向かう道すがら、いつもお世話になっているお店にもご挨拶で立ち寄りました。

日光の中心的な存在とも言える和菓子屋「湯沢屋」さんでは、七代目・高村代表とお話をさせていただきました。
1804年に創業し、200年以上も日光のまちと共に発展してきた湯沢屋さん。
今年の新型コロナの影響は、観光地・日光にも少なからず影を落としていますが、長い歴史をもつ湯沢屋さんの視点は未来を向いており、その姿勢に「継続は力なり」という言葉の意味を改めて実感しました。

今年、Good Job プロジェクト「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」は、少し形を変えオンラインもおりまぜながら、勤労感謝の日がある11月を中心に開催予定です。
街道を進み、地域をめぐりながら、体感で学ぶ経験学習プログラムとして、多くの方々のご参加をお待ちしております。

 

 

合羽橋・浅草を舞台に「ローカルヒーローインタビュー」

毎年Good Job プロジェクトに参画いただいている埼玉学園大学のゼミの皆さんが、商店街調査の一環で台東区に来てくださいました。

”ローカルではたらきローカルで暮らす”人たちが多く存在する下町。
東京にもまだまだたくさんの下町がありますが、その一つであるここ合羽橋・浅草をめぐりながら、地域のつながりの基点としてはたらいている「ローカルヒーロー」の存在を知ってもらおう、ということで、インタビュー形式のフィールドワークを行ないました。

まずは全員そろってインタビューワークの段取りを共有した後に、「ハピネス5」を使って、個々の”マインドの状態”を投稿し合いました。
このハピネス5は、日頃、中小企業の組織の状態を見える化するツールとして導入しているものですが、「今の時代もはやスマホで気軽にお互いのことや組織の見えづらいところまで知り合うことができ、そのようなデジタルを活用してより良い職場づくりや働き方を創り出すことができる」ということを学生の皆さんにも体感していただくために、今回使ってみました。

初めて触れるツールにも関わらず操作の習得は早く、お天気マークで心身の状態を表す”マインドチェック”はもちろん、感謝の気持ちを言語化する”ありがとうカード”を渡し合うところまで、この一日の中でサッと使いこなしていました。
もしかすると、お互いの気持ちを伝えあうのは嫌だなあという声も聞こえてくるかと考えていましたが、「例えば自分に嫌なことがあって元気がない日があったとしても、他に元気がない人がいたらその人と共有して、少しかもしれないけど元気が出ると思った」「目に見えないものを見えるようにするのは、より良い人間関係を築くためにとても重要なことだと思った」といった気づきもあったようで、柔軟な思考で吸収する力はさすがだなと感じました。

チームに分かれてのまち歩きは、日頃、母体の㈲人事・労務のメンバーがお世話になっていたり、田心マルシェ でご縁をいただいている各所にご協力をいただきました。

この合羽橋界隈の住民の心のよりどころ・秋葉神社さん。

田心マルシェ開催当初からお世話になっているmaru浅草さん。

軒先マルシェを開催させていただいている、気ままなキッチンさん。

食べ物・飲み物など毎日お世話になっている、コスモス藤村屋さん。

そして新たに、マルシェポスターを掲示いただいたご縁で、まちの自転車屋さん・KAISE CYCLE
さん。
更に、工房にいる”社員犬”がつなげてくれた、浅草の老舗・犬印鞄製作所さん。

皆さんそれぞれが、地域に根差したはたらき方を実践している方たちです。

 

今回は、4つの質問を予め用意して、チームごとにそれぞれが問いを投げかけさせていただきました。
その中で共通して出てきたのが、”地域の中での横のつながり”の大切さ。そして、”あいさつ”が大事、ということも口をそろえておっしゃっていました。

高齢化が進む一方で外国人観光客が急増し、古い家屋が新しいマンションへと移り変わり、まちの様相が変化しているこのエリア。

暮らしとはたらくが融合した地域のつながりの基点として、新しい価値を生み出しているそれぞれの皆さんの視点を伺いながら、学生の皆さんも、「感謝」「つながり」「外国人」「高齢者」「ファミリー世代」「幸せ」といったキーワードを拾い上げ、浅草・合羽橋エリアで生み出す新事業のアイディアを描き出していました。

私たちの身近には、暮らしとはたらくが融合した生き様を軸に、地域を舞台に新しい価値を生み出している”ローカルヒーロー”が数多く存在します。
自宅と職場、自宅と学校の往復の中でも、少し角度を変えて地域を眺めてみると、そのようなローカルヒーローがいるからこそ動き出した活動やイベントが、私たちの暮らしをいろどり豊かにしてくれているものです。

社会に出る前の”はたらく土壌づくり”の時期に、そんなローカルヒーローに目を向け、イノベーション思考や行動・実践力、越境の発想などをどんどん吸収していっていただきたいと思います。

ローカルヒーローインタビューワーク終了後は、皆でにぎやかに懇親会。
ちょうど同じ日にmaru浅草さんの軒先でマルシェを開催していたメンバーも加わり、学生も社会人も織り交ざったいろどり豊かな食事の時間が過ぎて行きました

柴田ゼミの皆さん、ありがとうございました。

私たちも、地域のつながりを掘り起こし、たくさんの学びをいただくことができました。

 

笑顔が連鎖してエネルギーが生まれる―2018年度から2019年度へのバトン

私たちJESは、社会保険労務士・キャリアコンサルタントなど多様な専門分野をもったメンバーと学生メンバーによって活動を運営しています。

日頃は離れたところで仕事・活動・勉強をしていますが、新しい”はたらくかたち”を描く「Good Job プロジェクト」においては、皆同じコミュニティのメンバー。
それぞれのフィールドを活かして、グリーンフェスや日光街道まるっと学び舎プロジェクトなどの”場づくり”に取り組んでいます。

2018年は、そんなコミュニティとしての「はたらく笑顔の連鎖」を実感する一年でした。

グリーンフェスや日光街道まるっと学び舎プロジェクトの運営に参画している大学生メンバーの姿が、高校生ボランティアのみんなの目にまぶしく映る。



そのような”カッコよくはたらく”先輩たちの存在が、中学生の背中を押して、新たな自分の一面を引き出す。


そして、地域を舞台にした多様な笑顔の連鎖が、子どもたちの新たな一歩を後押しする。

私たちおとなを前に引っ張るのは、これらの笑顔とたくさんの小さな一歩。

彼らにとって「意味あるおとな」で在るかどうか、多様なメンバーと共にはたらき、時にふりかえりながら、未来の”はたらくかたち”を創っていきたいと思います。

 

2019新年会を開催―「未来の新しい”はたらくはたち”を描く」を合言葉に

ES(Employee Satisfaction 人間性尊重)を大切に経営する地域企業や創造的なはたらき方を実践する皆さんと共に活動を推し進めた2018年を振り返り、未来の新しい”はたらく”を考える場「新年会」を開催しました。

今年は、第一部で「新春セミナー」として学びの時間を設けました。
https://blog.goo.ne.jp/jinji-roumu/e/9a6b412f2c6f6a3ce7fc8db8d53d1dc0

ゲストは、井上広法さん。
毎年日光街道まるっと学び舎プロジェクトでお世話になっている栃木のY’s tea 根本社長のご紹介でご縁をいただいた、宇都宮にある光琳寺のお坊さんで、著書『幸せに満たされる練習』では”幸せになる五つのステップ”を提唱し、TV番組「ぶっちゃけ寺」には企画から携わるなど、「仏教と心理学の両面から現代人が幸せに生きるヒント」を伝える活動をしている方です。
今回のセミナーでは、”しあわせ”という概念や”自己肯定感”など、これからの”はたらくかたち”を考える上でキーワードとなるであろうテーマを取り上げ、お話いただきました。

そして、オリジナル紅茶「IRODORI」のお披露目。
これは、私たちJESの母体の有限会社人事・労務の創業20周年、そしてJES立ち上げ10周年を記念して、コミュニティのメンバー皆で対話を重ね、Y’s tea 根本社長にブレンドしていただいて完成したものです。
紅茶の香りが広がる中で、井上副住職には”紅茶瞑想”を行なっていただき、まさにマインドフルな空気に満たされた学び深いひとときとなりました。

そして第二部は、にぎやかにお食事の部がスタート。
学生メンバーによる進行のもと、日頃ご縁をいただいている方々と共に、一年の活動をふりかえりました。


私たちのビジョン「はたらく力増量計画」を推し進める上では、企業が「ESを柱とした組織づくり」でコミュニティ経営(つながり・共感を大切にする経営)を実践していくこと、そして個人が「多様で創造的なはたらき方」を実践していくことが、大切な基軸となります。それによって、働きづらさを抱えた人材が働きやすくなったり、地域から求められる企業として持続的に成長し続けることができるようになるからです。

今年も、そのようなESマインド・ES経営を実践している方々に「はたらく力増量計画」推進の証としてES推進賞をお渡しさせていただきました。

テーブルには、軽トラ社労士・小池さんお手製のガトーショコラや、キャリコン瀬戸山農園長による縄文ファームの野菜も使ったビュッフェ料理、更には山口の洞春寺・深野住職からお送りいただいた児童養護施設の子どもたちが大切に育てたお米を使ったという日本酒「日下無双」も並び、まさにいろどり豊かな食卓に。

この新年会の翌日は、我らがリーダー・Good Job プロジェクト実行委員長の村田さんのお誕生日。
子どもたちのお仕事体験でもお世話になった春日部の「お菓子の家 スワン」さんのケーキで皆でお祝いし、にぎやかに会を終えました。

ご参加いただいた皆さん、そして日頃お力をいただいている皆さん、ありがとうございました。
2019年もどうぞよろしくお願い致します。

 

日光街道に「ありがとう」「おかげさま」「おたがいさま」の循環を!「Good Job アクション」

今年で10回目となる経験学習プログラム「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」。
そこでの”歩いた分を、子供たちのワクワクはたらく体験づくりに”というココロミ・Good Job アクションが、CSR専門誌『オルタナ』にて掲載されました。

昨年、このプロジェクトから算出されたコミュニティ通貨”ワーク”は、今年度、春日部子供の町チャリティフェスティバルや、お菓子の家スワンさんでのお仕事体験「はたラボ」の運営に充てさせていただきました。

日本橋から日光東照宮までを歩き進む行程は、吉田松陰や松尾芭蕉、渋沢栄一など歴史上の偉人と言われる人たちの足跡が残り、現代においても地域のコミュニティの基点として越境リーダーが数々存在し、学びの要素がたくさん残る道のり。
大人が仲間と共にその道を歩いた経験をその後のキャリアのための学びに活かした証として、歩いた道のりと参加者の経験値をかけあわせて記録し、”ワーク”に還元します。
そして、11月10日開催”グリーンフェス”で行なう「はたラボ」や、その後の日光街道沿いの地域の中での子供たちの体験学習や社会参画の機会に使うことができる、というしくみです。

私たちの活動の舞台である日光街道に「ありがとう」「おかげさま」「おたがいさま」の循環を!

今年も多くの皆様のご参加・ご協力をお願い致します。

 

【レポート】日光東照宮へご挨拶に伺いました

学生メンバーの南橋です。
先日、日光東照宮にご挨拶に行きました。
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神社の中に入り、宮司さんの湯沢さんとお話をしてきました。
神職の方とお話するのは初めてでしたので緊張しました。(とにかく袴が格好よかったです……。)
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その後ご好意に甘えて、鳴龍などを見ました。
始め、私は天井に描かれた龍に気づかなかったのですが、言われたあとに見てみるととても大きく迫力があって圧巻でした。
説明してくださった方の話も面白く、分かりやすかったです。
木槌を龍の顔の下部で鳴らせば鳴いたように響くというのが浪漫があって感動しました。
噂のパワースポットも見れたので良かったです。

個人的に1番興奮したのは石鳥居でした。
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私が大好きな武将が寄贈したもので、組み立て式になっていて、地震が来ても無事だったそうです。
この鳥居のエピソードは当日にまた話したいと思います!
是非ご参加ください!!

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駅に向かう途中にあった焼き菓子のお店で猿の形をしたたい焼きのようなものを食べました。
中にカスタードクリームがたくさん入っていて、皮がサクサクで美味しかったです。
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他にも色々と日光の見どころがあり、観光客も多いのも納得でした。

また12月に多くの方とご参拝できることが楽しみで仕方ないです!

 

【レポート】8月5日(日)、11月の日光街道徒歩行本番に向けての下見を行いました

JES学生メンバーの相馬です。今回は日本橋からスタートし、王子をゴールとした道のりを歩きました。

まず、日本橋をスタートし吉田松陰終焉の地である十思公園に行きました。非常に静かな公園で、日陰で休憩されている方々が見られました。
十思公園には、江戸時代に時間を知らせた大きな鐘や松陰の辞世の歌が刻まれた石碑など歴史ある物があります。
そこでは日光街道を良く知る方が旗を見て私たちに話かけにきてくださり、日光街道についてたくさんのお話をしてくださいました。
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ただ歩くだけでなく、旗を持って歩くことで周りの方に取り組みを知っていただくことができました。
その後、浅草に行き秋葉神社でおまいりし、安全に最後まで歩ききれるようお祈りをしました。

お昼は東京大学近くの中華そば屋さんで志那そばを食べ、汗をかきながらエネルギー補給。
さらに駒込ではシュウマイ三昧に寄り美味しいシュウマイをいただきました。
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その後、王子へ移動し渋沢栄一史料館へ。
歴史に対する関心が薄かった私ですが、今回の経験を通して歴史に少しずつ興味が湧いてきました。
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少しずつでも歴史について知っていきたいと思いました。

その後、訪れた王子神社では槍祭が行われており、たまたま見ることができました。
お年寄りの方から小さな子供達まで、年齢関係なくひとつのものを作り上げる姿は、非常に印象に残りました。
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そして、王子駅付近でゴールとなりました。

日本橋から王子まで約10キロという本番に比べればかなり短い距離ではありましたが、気温が高く非常に暑かったため、かなり体力を消耗しました。一人で歩いていては心が折れてしまっていたと思います。
仲間と一緒に歩く、着いていく、コミュニケーションを取ることで頑張れるのだと強く感じました。そして、やり切った時の達成感も増すと感じました。

そして、歩く時は苦しくてもできるだけ笑顔で歩くことが大切だと感じました。
話かけていただけるきっかけにもなり、自分自身を元気づけるパワーにもなるので、笑顔は非常に大事だと感じました。
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普段はできないような体験をすることができ、普段関わることがないような方とお話しすることもできたので、非常に貴重な経験となりました。普段は生活していて狭い世界しか見ることができていませんでしたが、広く目を向け、広く考えることがこれから必要だと感じています。多くの経験と、それによる学びを整理すること、そして自分自身を知ることがこれから必要だと思いました。
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