ローカルではたらく

ナスコンバレーに学ぶ いろどり豊かな共創のまちづくりとは

栃木県の那須地域を舞台に、イノベーションを社会実装する場として2021年にスタートしたこころみ「ナスコンバレー」。ウェルビーイングを社会課題として取り上げ、物流、医療、教育などさまざまな分野において最先端の技術を実証し、これからの社会で展開していくことを意図して生まれました。
那須の豊かな自然のもと、国内最大規模のリビングラボとして動き出したナスコンバレーには、多様な専門分野をもった企業や行政、教育機関、そして地域で暮らす人たちといったさまざまな存在が集っています。その土台には「対話」があり、多様な存在の共創を後押しするインタープレナーも介在しながら、地域の未来像を描いていると言います。
地域に根差した”暮らすとはたらく”の新しいかたちの実践によって、どのような価値が生まれ、社会に循環していくのか。今回の「秋のてらこや」では、ナスコンバレーが生まれた背景や那須地域で目指す姿、リビングラボを動かしていく要点などをお伺いし、日光街道をはじめとするさまざまな地域を基点にどのような社会の未来像を描けるのか、皆さんと考えていきたいと思います。

<セミナー概要>  

●日時:2022年11月5日(土)10:30~12:15

●オンライン開催

●プログラム
・開会あいさつ
・八木澤玲玖さん 基調講演
・対談 / 質疑応答
・閉会あいさつ

●受講料:一般 2,000円/学生 1,000円
*本オンラインセミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生のセミナー受講代に充てさせていただきます。
Good Job アクション!
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html

<ゲスト プロフィール>

●八木澤 玲玖(やぎさわ れく)さん
1999年7月那須塩原市で生まれる。南小学校、西那須野中学校、黒磯高校を経て東洋大学国際観光学部卒業。2017年、高校3年時に株式会社那須旅を設立。代表取締役社長就任。当時17歳の高校生社長として様々なメディアに取り上げられ注目される。生まれ故郷である那須地域の発展のためエネルギー溢れる若者として活動中。観光のみならず、教育・政治・環境・福祉の分野でも活動を広げる。栃木県のエネルギー溢れる若者が集まった若者団体みらとちを設立。同代表。一般社団法人生徒会活動支援協会理事。100個の新産業創造を掲げるSUNDRED株式会社にて、地方の課題解決に向けたリビングラボ形成をリード。一般社団法人ナスコンバレー協議会事務局。

●矢尾板 初美(やおいた はつみ)さん
明治学院大学国際学部を卒業後、総合物流会社を経て、行政書士として独立。開業以来、物流業に関するご依頼を受ける他、大手電気通信企業が展開する働き方改革PJの事務局サポートや多様な法人の設立支援を行っている。はたらくカタチが多様化する近年は、業務委託契約書や在宅勤務規程等の作成の他、クラウドシステムやRPA等HR Techの最適化による給与計算や労務手続きの自動化等、業務の生産性向上そして組織のDX向上を支援している。また、自らも、師事している矢萩ともに、903シティファーム推進協議会を起ち上げ、皆ボランタリーで巡るコミュニティカフェ「田心カフェ@浅草」や「よみがえれ!浅草田圃PJT」を運営する。“共感”を軸とした組織の可能性と運営課題を実感するとともに、非営利組織の事務局サポートメニューを展開し、多様な個の集うコミュニティ創りをサポートしている。

◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。当イベント初日(11月5日(土))にご参加いただく方は会場にて聴講いただけます。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。
プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベラ・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。

<お申込み>

    参加日

    2022年11月5日(土)

    会社名

    お名前 (必須)

    フリガナ (必須)

    メールアドレス (必須)

    郵便番号 (必須)

    住所 (必須)

    お電話番号 (必須)

    備考

     

    さまざまないのちが生きるみずみずしい世界の広がり

    日光街道フィールドワークvol.2。この日の目的は、杉並木を歩くこと。
    海の日という夏真っ盛りのタイミングで、緑豊かな杉並木の中を歩いた時にどんな作用が生まれるのか??わくわくしながら、石橋駅(栃木県)を出発し、ひたすらまっすぐ一本道を歩きながら、あれやこれやと語らううちに、宇都宮へ到着しました。

    訪れるたびに立ち寄っているのは、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ」なのですが(一度にいろいろな店の餃子を楽しめるフードコート)、今回は、学生メンバー竹谷君セレクトのお店へ。

    こじゃれた店内。

    定食に加えて数皿、オリジナル餃子を味わい、エネルギーチャージ。

    午後は、ちょこっと電車の力をお借りして、下野大沢駅へ。
    田心カフェ で今年から仕入れが始まった 日光ブルーイング(Nikko Brewing)さんへごあいさつに伺いました。

    日光ブルーイングさんは、1871年創業の奥日光の土産屋さん・三本松茶屋が新たに立ち上げたこころみで、ちょうどわたしたちが毎年四日目の行程で通る「大沢の交差点」から下野大沢駅方面へ歩いたところにスタイリッシュな醸造所があります。

    この日は、まさに田心カフェでも取り扱っている「ベルジャンホワイト」を仕込む日、とのことで、わたしたちも製造行程を体験させていただきました。

    ホップがぐつぐつと煮えたぎるタンク。

    さまざまな地域のコミュニティとのコラボ企画(この日は東京の銭湯とのコラボによるビールが並んでいました)などがひしめく冷蔵庫の中まで見せていただき、新たなご縁の立ち寄りスポットができたうれしさにほくほくしながら日光ブルーイングさんを後にしました。

    そしていよいよ日光杉並木街道へ。

    この道は、かつては車が中心の道路でした。
    わたしたちは、車道の両脇にある木々の根っこの上を歩き進むのですが、ここを通る時間帯が夕方ということもあり、疲れた足が山道にとられないように注意をしながら、気合を入れて足を踏み出していくエリアでもありました。
    しかし、2021年10月、すぐ脇にバイパスが開通し、2022年からは車両通行止めになったことで、日光杉並木街道はまさしく「歩くための道」に生まれ変わったのでした。

    日光ブルーイングさんを出たあたりから降り出した雨も、杉の木々の下に入ると、ミストの中を歩いていく心地よい空間に。
    耳をすませば、鳥のさえずりにセミの声。
    下を向くと、コンクリート道のすきまから懸命に育とうとする植物。

    歩くための道になってまだ4ヵ月しか経っていないのに、そこにはさまざまないのちが生きるみずみずしい世界が広がっていました。

    11月の「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、ぜひこのフィールドに身を置き、自然の豊かさ・歴史の物語等々をからだで感じる機会にしていただければと考えています。

     

    新しいものと旧いものが折り重なり豊かな空間が生まれる

    はじめまして。大学で地域活性化について学んだことがきっかけとなり、4月からJESの活動に参加しております。大学4年生の竹谷と申します。


    私たちは先月、宮代町、境町、関宿城博物館のフィールドワークを行いました。
    そのフィールドワークの中で特に印象に残っていることは2つあります。
    1点目は、東武動物公園駅周辺です。
    駅前には無印良品が店舗を構えています。店内には宮代を紹介するマップ「まちの案内所」や、「Open MUJI 学び舎」と呼ばれる学習スペースといった単なる”商業施設”の機能だけでなく、地域のコミュニティセンターの役割も担う地元に根ざした店舗であると感じました。
    また、東武動物公園駅から少し歩いたところには「進修館」と呼ばれるコミュニティセンターがあります。この建物は開放感があり、森の中をイメージしております。さらに、建物は放射状のつくりになっており、世界の中心を示しています。
    私は、公共施設はハコモノという固定観念を抱いてしまうこともありましたが、その考えを見事に打ち砕いてくれる建物のようでした。しかも、それが40年以上も前に建築されたことにさらに驚きました…

    2点目は、道の駅さかいの「さかい河岸ブルワリー」の安井さんのお話です。
    お話では、自動運転などの境町の先進的な取り組みで注目を浴び、東京か近隣から境町への転入者が流入していることなどを伺いました。
    私は、こういった独自性が強い先進的な取り組みを他の自治体でも導入していくことでその街の活性化の一助になりうると考えました。

    これから11月の「日光街道 太陽のもとのてらこや」実施に向け、精一杯頑張りますので皆さんどうぞよろしくお願いします。

    *はたらくワクワク たんけん地図
    Good Job プロジェクトで巡るまち・歩くみちの足跡をmiroに残しています。
    https://miro.com/app/board/uXjVOrvoVH0=/?share_link_id=93056567803

     

    みちを歩きまちを巡る 日光街道フィールドワーク2022

    みなさんこんにちは。先月から日本ES開発協会で活動をしております、大学4年生の菅沼颯太と申します。
    私は親の子ども教育を変えたいという思いに気づき、それを実現できる企業が無かったため、就職活動を4月末に辞めました。現在は中高生の自己肯定感を上げて可能性を最大限活用できるようにすることを第一に考えており、右往左往していますが、とにかく自分が本気で夢中になれる仕事を追求し続ける姿勢は貫く人間です。活動に関わることに関しては全くの素人なので、素人なりに人一倍奔走します!どうぞよろしくお願いいたします。

    先日「日光街道 太陽のもとのてらこや」の活動の下見の一環で、日光街道沿いの一部を訪問いたしました。
    私の地元が春日部なのですが、お隣であるはずの宮代町でたくさんの新たな発見があるなど、普通に生活していたら気づきもしないような発見がたくさんありました。

    〇東武動物公園駅西口の無印良品
    最後に東武動物公園駅西口に足を踏み入れたのは約2年前で、その当時は住宅街が立ち並んでいるのみでした。しかし、先日訪問した際には、駅の階段を降りるとすぐ目の前に無印良品とTOBUストアが入った大きな建物がお出迎えしてくれました。駐車場には多くの車が停められていて、非常に多くの人が行き来しており、以前見た光景とはまるで違うものでした。
    中は無印良品さんらしいシンプルかつオシャレなデザインだったのですが、他店舗と違う点は”地域の拠点としての機能”も持ち合わせていることでした。
    まず入口の前には、おそらく無印良品さんで販売しているクッションが置かれた小さな広場があり、店内には「学び舎」という勉強スペースや近隣地域での活動や観光についての情報を閲覧できるスペースが設けられていました。
    このようにして、東武動物公園駅西口の無印良品では、宮代町近隣地域の活性化の試みが行われています。新たに無印良品ができた、ということは耳にしていましたが、地域密着型の店舗だとは思いもしていなかったので、驚きもありましたし、同時に興味深くも感じました。

    〇宮代町の進修館
    東武動物公園駅西口を出て中央の大通りをまっすぐに進むとすぐに現れる特徴的な建物です。そして無機質ではなく、”植物”に囲まれて、自然と一体化しているようにも見えます。周りには芝生の広間のような場所もあり、小さな公園のようにもなっています。
    館内で偶然館長さんとお会いし、進修館の歴史を深々とお聞きすることができました。誰がどのような経緯で、どのような思いで建てたのかについてこと細かに教えていただき、お聞きする内に進修館の特徴についての謎が次第に解けていきました。内容については非常に長くなってしまうので、今回は割愛させていただきます。まだまだたくさんのエピソードが眠っているに違いないので、またお話をお聞きしたいです。

    〇関宿城博物館
    場所は千葉県の北西端、千葉県のマスコットキャラクターで言うと鼻にあたる部分です。この博物館には、関宿城に関する歴史はもちろんのこと、利根川の東遷、つまり江戸川に流れ出ていた流路を銚子付近に流れ出るようにした工事についての展示がありました。なぜそのような展示がされているのか。それは、関宿がかつて水運が主流だったころに栄えた地域でもあったからなのです。文章の説明だけでなく、当時実際に使用された道具のレプリカや工事の様子を再現されたジオラマの展示により、視覚的にも「利根川東遷事業」と言われるこの大工事がいかに大規模で、かつ先人がどれだけ身を削って取り組んだかが、その当時を知らない現代人でも容易に想像できるようになっています。普段ただの景色として見ていた利根川が、まさかあのような大規模な工事によって作られた川だとは想像もしていませんでした。この工事は治水のために行われましたので、先人の努力には感謝をしなければならないと感じました。

    〇道の駅さかい
    関宿から少し移動し、県境を超えると茨城県の境町に入ります。そこにある道の駅が「道の駅さかい」です。そこには茨城県や千葉県の名産品が立ち並ぶ店舗や境町の野菜を使用したサンドイッチを販売する「さかいサンド」さんや境町の地ビールを販売する「さかい河岸ブルワリー」さんなどが入っています。またピザーラの店舗も入っていたのですが、そこで販売されているピザの中に境町で採れた野菜を使用したものがありました。チェーン店と地域が連携しているのです。このように道の駅さかいでは境町の魅力を発信する場となっており、地域活性化の動きが盛んです。他にも様々な連携や活動を行っており、境町のまちづくりに対する積極性が強く伝わってきました。

    ここまでお読みいただきありがとうございました。
    これ以後も下見を進めていきます。
    みなさんの思いや理念を体現できるよう、論理的に何が必要なのかを考え、過去最高のイベントとなるよう精一杯頑張ります!
    今後ともよろしくお願いいたします。

    *はたらくワクワク たんけん地図
    Good Job プロジェクトで巡るまち・歩くみちの足跡をmiroに残しています。
    https://miro.com/app/board/uXjVOrvoVH0=/?share_link_id=93056567803

     

    2020 Good Job プロジェクト 始動 ~ 日光東照宮へ

    毎年Good Job プロジェクトでお世話になっている日光東照宮へ、ご挨拶に行きました。

    雨模様の日光。
    駅を出ると、もやがかかった緑の山々がとても神秘的な景色を示していました。

    東武日光駅から乗り込んだタクシーの運転手さんが、かつて東照宮の神馬のお世話をしていたとのことで、ニュージーランド政府から贈られた時の話や普段の馬の様子などを聴きながら、あっという間に社務所へ到着。

    そして通していただいた部屋に、まさに神馬の写真と蹄鉄が飾られていて、偶然というか何というか、こういうご縁が重なる日光街道がやっぱり好きだなあと、しみじみ思ったのでした。

    禰宜の湯澤さんには、わたしたちが今考えている今年度の動きをお話させていただきました。
    そして湯澤さんからも、
    -戦争のほとんどない260余年という時代を築いた徳川家康を祀る東照宮を、”平和の象徴”としてさまざまな国・地域の方たちに知ってほしい。
    -いずれまた多くの人が往来できる段階になったら、山の中の聖地という特別な場所にある東照宮を訪れ、自然の豊かさも感じてほしい。
    このようなご自身が思い描く東照宮のこれからのあり方をお伝えいただきました。

    江戸から見てちょうど東照宮陽明門の真上には北極星が輝いていると言われています。
    今わたしたちの社会はさまざまな不安が渦巻く状態ともなっていますが、ちょっと目線を上げて共に道を歩みながら、未来思考で”はたらく”を考える-、そんなGood Job プロジェクトを今年も展開していきたいと思いました。

    幻想的な神橋と大谷川を眺めながら、駅へ向かう道すがら、いつもお世話になっているお店にもご挨拶で立ち寄りました。

    日光の中心的な存在とも言える和菓子屋「湯沢屋」さんでは、七代目・高村代表とお話をさせていただきました。
    1804年に創業し、200年以上も日光のまちと共に発展してきた湯沢屋さん。
    今年の新型コロナの影響は、観光地・日光にも少なからず影を落としていますが、長い歴史をもつ湯沢屋さんの視点は未来を向いており、その姿勢に「継続は力なり」という言葉の意味を改めて実感しました。

    今年、Good Job プロジェクト「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」は、少し形を変えオンラインもおりまぜながら、勤労感謝の日がある11月を中心に開催予定です。
    街道を進み、地域をめぐりながら、体感で学ぶ経験学習プログラムとして、多くの方々のご参加をお待ちしております。

     

     

    合羽橋・浅草を舞台に「ローカルヒーローインタビュー」

    毎年Good Job プロジェクトに参画いただいている埼玉学園大学のゼミの皆さんが、商店街調査の一環で台東区に来てくださいました。

    ”ローカルではたらきローカルで暮らす”人たちが多く存在する下町。
    東京にもまだまだたくさんの下町がありますが、その一つであるここ合羽橋・浅草をめぐりながら、地域のつながりの基点としてはたらいている「ローカルヒーロー」の存在を知ってもらおう、ということで、インタビュー形式のフィールドワークを行ないました。

    まずは全員そろってインタビューワークの段取りを共有した後に、「ハピネス5」を使って、個々の”マインドの状態”を投稿し合いました。
    このハピネス5は、日頃、中小企業の組織の状態を見える化するツールとして導入しているものですが、「今の時代もはやスマホで気軽にお互いのことや組織の見えづらいところまで知り合うことができ、そのようなデジタルを活用してより良い職場づくりや働き方を創り出すことができる」ということを学生の皆さんにも体感していただくために、今回使ってみました。

    初めて触れるツールにも関わらず操作の習得は早く、お天気マークで心身の状態を表す”マインドチェック”はもちろん、感謝の気持ちを言語化する”ありがとうカード”を渡し合うところまで、この一日の中でサッと使いこなしていました。
    もしかすると、お互いの気持ちを伝えあうのは嫌だなあという声も聞こえてくるかと考えていましたが、「例えば自分に嫌なことがあって元気がない日があったとしても、他に元気がない人がいたらその人と共有して、少しかもしれないけど元気が出ると思った」「目に見えないものを見えるようにするのは、より良い人間関係を築くためにとても重要なことだと思った」といった気づきもあったようで、柔軟な思考で吸収する力はさすがだなと感じました。

    チームに分かれてのまち歩きは、日頃、母体の㈲人事・労務のメンバーがお世話になっていたり、田心マルシェ でご縁をいただいている各所にご協力をいただきました。

    この合羽橋界隈の住民の心のよりどころ・秋葉神社さん。

    田心マルシェ開催当初からお世話になっているmaru浅草さん。

    軒先マルシェを開催させていただいている、気ままなキッチンさん。

    食べ物・飲み物など毎日お世話になっている、コスモス藤村屋さん。

    そして新たに、マルシェポスターを掲示いただいたご縁で、まちの自転車屋さん・KAISE CYCLE
    さん。
    更に、工房にいる”社員犬”がつなげてくれた、浅草の老舗・犬印鞄製作所さん。

    皆さんそれぞれが、地域に根差したはたらき方を実践している方たちです。

     

    今回は、4つの質問を予め用意して、チームごとにそれぞれが問いを投げかけさせていただきました。
    その中で共通して出てきたのが、”地域の中での横のつながり”の大切さ。そして、”あいさつ”が大事、ということも口をそろえておっしゃっていました。

    高齢化が進む一方で外国人観光客が急増し、古い家屋が新しいマンションへと移り変わり、まちの様相が変化しているこのエリア。

    暮らしとはたらくが融合した地域のつながりの基点として、新しい価値を生み出しているそれぞれの皆さんの視点を伺いながら、学生の皆さんも、「感謝」「つながり」「外国人」「高齢者」「ファミリー世代」「幸せ」といったキーワードを拾い上げ、浅草・合羽橋エリアで生み出す新事業のアイディアを描き出していました。

    私たちの身近には、暮らしとはたらくが融合した生き様を軸に、地域を舞台に新しい価値を生み出している”ローカルヒーロー”が数多く存在します。
    自宅と職場、自宅と学校の往復の中でも、少し角度を変えて地域を眺めてみると、そのようなローカルヒーローがいるからこそ動き出した活動やイベントが、私たちの暮らしをいろどり豊かにしてくれているものです。

    社会に出る前の”はたらく土壌づくり”の時期に、そんなローカルヒーローに目を向け、イノベーション思考や行動・実践力、越境の発想などをどんどん吸収していっていただきたいと思います。

    ローカルヒーローインタビューワーク終了後は、皆でにぎやかに懇親会。
    ちょうど同じ日にmaru浅草さんの軒先でマルシェを開催していたメンバーも加わり、学生も社会人も織り交ざったいろどり豊かな食事の時間が過ぎて行きました

    柴田ゼミの皆さん、ありがとうございました。

    私たちも、地域のつながりを掘り起こし、たくさんの学びをいただくことができました。

     

    笑顔が連鎖してエネルギーが生まれる―2018年度から2019年度へのバトン

    私たちJESは、社会保険労務士・キャリアコンサルタントなど多様な専門分野をもったメンバーと学生メンバーによって活動を運営しています。

    日頃は離れたところで仕事・活動・勉強をしていますが、新しい”はたらくかたち”を描く「Good Job プロジェクト」においては、皆同じコミュニティのメンバー。
    それぞれのフィールドを活かして、グリーンフェスや日光街道まるっと学び舎プロジェクトなどの”場づくり”に取り組んでいます。

    2018年は、そんなコミュニティとしての「はたらく笑顔の連鎖」を実感する一年でした。

    グリーンフェスや日光街道まるっと学び舎プロジェクトの運営に参画している大学生メンバーの姿が、高校生ボランティアのみんなの目にまぶしく映る。



    そのような”カッコよくはたらく”先輩たちの存在が、中学生の背中を押して、新たな自分の一面を引き出す。


    そして、地域を舞台にした多様な笑顔の連鎖が、子どもたちの新たな一歩を後押しする。

    私たちおとなを前に引っ張るのは、これらの笑顔とたくさんの小さな一歩。

    彼らにとって「意味あるおとな」で在るかどうか、多様なメンバーと共にはたらき、時にふりかえりながら、未来の”はたらくかたち”を創っていきたいと思います。

     

    2019新年会を開催―「未来の新しい”はたらくはたち”を描く」を合言葉に

    ES(Employee Satisfaction 人間性尊重)を大切に経営する地域企業や創造的なはたらき方を実践する皆さんと共に活動を推し進めた2018年を振り返り、未来の新しい”はたらく”を考える場「新年会」を開催しました。

    今年は、第一部で「新春セミナー」として学びの時間を設けました。
    https://blog.goo.ne.jp/jinji-roumu/e/9a6b412f2c6f6a3ce7fc8db8d53d1dc0

    ゲストは、井上広法さん。
    毎年日光街道まるっと学び舎プロジェクトでお世話になっている栃木のY’s tea 根本社長のご紹介でご縁をいただいた、宇都宮にある光琳寺のお坊さんで、著書『幸せに満たされる練習』では”幸せになる五つのステップ”を提唱し、TV番組「ぶっちゃけ寺」には企画から携わるなど、「仏教と心理学の両面から現代人が幸せに生きるヒント」を伝える活動をしている方です。
    今回のセミナーでは、”しあわせ”という概念や”自己肯定感”など、これからの”はたらくかたち”を考える上でキーワードとなるであろうテーマを取り上げ、お話いただきました。

    そして、オリジナル紅茶「IRODORI」のお披露目。
    これは、私たちJESの母体の有限会社人事・労務の創業20周年、そしてJES立ち上げ10周年を記念して、コミュニティのメンバー皆で対話を重ね、Y’s tea 根本社長にブレンドしていただいて完成したものです。
    紅茶の香りが広がる中で、井上副住職には”紅茶瞑想”を行なっていただき、まさにマインドフルな空気に満たされた学び深いひとときとなりました。

    そして第二部は、にぎやかにお食事の部がスタート。
    学生メンバーによる進行のもと、日頃ご縁をいただいている方々と共に、一年の活動をふりかえりました。


    私たちのビジョン「はたらく力増量計画」を推し進める上では、企業が「ESを柱とした組織づくり」でコミュニティ経営(つながり・共感を大切にする経営)を実践していくこと、そして個人が「多様で創造的なはたらき方」を実践していくことが、大切な基軸となります。それによって、働きづらさを抱えた人材が働きやすくなったり、地域から求められる企業として持続的に成長し続けることができるようになるからです。

    今年も、そのようなESマインド・ES経営を実践している方々に「はたらく力増量計画」推進の証としてES推進賞をお渡しさせていただきました。

    テーブルには、軽トラ社労士・小池さんお手製のガトーショコラや、キャリコン瀬戸山農園長による縄文ファームの野菜も使ったビュッフェ料理、更には山口の洞春寺・深野住職からお送りいただいた児童養護施設の子どもたちが大切に育てたお米を使ったという日本酒「日下無双」も並び、まさにいろどり豊かな食卓に。

    この新年会の翌日は、我らがリーダー・Good Job プロジェクト実行委員長の村田さんのお誕生日。
    子どもたちのお仕事体験でもお世話になった春日部の「お菓子の家 スワン」さんのケーキで皆でお祝いし、にぎやかに会を終えました。

    ご参加いただいた皆さん、そして日頃お力をいただいている皆さん、ありがとうございました。
    2019年もどうぞよろしくお願い致します。

     

    縄文文化に学ぶ自律分散のコミュニティ経営

    11月3日、日光街道まるっと学び舎プロジェクトの初日基調講演として開催したセミナー
    当日の模様を『労働新聞』にてご紹介いただきました。

    社長や上司といった階級がないのになぜ縄文のムラは組織として持続していたのか、という問いに対して岡村先生は、「つながりを大切に”共にはたらく”機会をもつ」ことが大事、とおっしゃいます。
    共にはたらきながら、お互いの個性を認め合い受け入れながら、多様性の中からイノベーションを起こしていくこと。
    現代の組織づくりにも通じるたくさんの学びをいただいたセミナーでした。

    セミナーレポートは、こちらをご覧ください。
    ⇒ 縄文文化に学ぶ コミュニティのあり方(岡村道雄先生セミナーレポート)

     

    日光街道に「ありがとう」「おかげさま」「おたがいさま」の循環を!「Good Job アクション」

    今年で10回目となる経験学習プログラム「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」。
    そこでの”歩いた分を、子供たちのワクワクはたらく体験づくりに”というココロミ・Good Job アクションが、CSR専門誌『オルタナ』にて掲載されました。

    昨年、このプロジェクトから算出されたコミュニティ通貨”ワーク”は、今年度、春日部子供の町チャリティフェスティバルや、お菓子の家スワンさんでのお仕事体験「はたラボ」の運営に充てさせていただきました。

    日本橋から日光東照宮までを歩き進む行程は、吉田松陰や松尾芭蕉、渋沢栄一など歴史上の偉人と言われる人たちの足跡が残り、現代においても地域のコミュニティの基点として越境リーダーが数々存在し、学びの要素がたくさん残る道のり。
    大人が仲間と共にその道を歩いた経験をその後のキャリアのための学びに活かした証として、歩いた道のりと参加者の経験値をかけあわせて記録し、”ワーク”に還元します。
    そして、11月10日開催”グリーンフェス”で行なう「はたラボ」や、その後の日光街道沿いの地域の中での子供たちの体験学習や社会参画の機会に使うことができる、というしくみです。

    私たちの活動の舞台である日光街道に「ありがとう」「おかげさま」「おたがいさま」の循環を!

    今年も多くの皆様のご参加・ご協力をお願い致します。