Good job プロジェクト, ソーシャルアクション基金, はたらく力増量計画, 未来の新たな”はたらくカタチ”

地域を舞台に観えてくる これからの参加型社会とは

「太陽のもとのてらこや」に参加するのは、勤めているひと、経営しているひと、学び過程のさなかのひと、などさまざまです。皆それぞれの背景や意図があって、徒歩行軍とまちあるき、それぞれのコースを選んで参加してくださる多様な顔ぶれです。
しかし、その一日の長い行程を終えると、不思議と醸成されている「一体感」があります。まちを歩きながら普段とは異なる学びを共にした一体感、あるいは、長距離を歩き抜いた一体感。
その感覚は決して、“歩くぞ!”“歴史を学ぶぞ!”といった同調圧力から高められたものではなく、また、機械的に組み立てられたカリキュラムの枠組みで生み出されたものでもなく、日光街道という一本道を「歩く」というシンプルな行為を重ねながら、各々が身体性で感じ、さまざまな創発と向き合うプロセスを通して、「なぜ歩くのか」「何のために参加したのか」等々の意味をつくりあげたからこそ、育まれた感覚であると言えます。
このように「場や機会を共にし、身体性で感じる行程を歩むことで、時間や空間を越えて一体感を共有できること」の意味を、日光街道を舞台に、より深めていきたいと考えたときに、日頃さまざまな学びをいただいている田原真人さんとのご縁で、今回のセミナーの開催に至りました。
これからの社会において、主体的な個が結び付き、つながりを通したさまざまな物語を生み出していきながら、意味や役割を見出していくコミュニティを、田原さんが提唱する「参加型社会」と重ね合わせながら、「日光街道太陽のもとのてらこや」最終日に、皆さんと学びを深めていきたいと思います。

<セミナー概要>  

●日時:令和4年11月19日(土)15:15~17:00

●オンライン開催

●プログラム
・開会あいさつ
・田原真人氏 基調講演
「地域を舞台に観えてくる これからの参加型社会とは」
・質疑応答/閉会あいさつ

●受講料:一般 3,000円/学生 1,500円
*本オンラインセミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生のセミナー受講代に充てさせていただきます。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html

<ゲスト プロフィール>

田原真人(たはらまさと)さん

デジタルファシリテーター/非暴力アナーキスト
参加型社会学会会長
国際ファシリテーターズ協会日本支部(IAF Japan)理事
文筆家&講演家(オンライン化による学びと組織の変化、参加型社会へのパラダイムシフト)
コンサルタント(参加型コンセプト開発・オンラインプログラム開発)
参加型社会の実現に向け、教育、組織、社会の新しいデザインを探究する独立研究者。「反転授業の研究」でオンラインコミュニティ運営、「トオラス」で自律分散型オンライン組織経営を行う。2021年から、参加型社会学会を立ち上げ、社会のパラダイムシフトに取り組む。『Zoomオンライン革命!』『出現する参加型社会』『Miro革命』など著書12冊。参加型社会学会会長。IAF Japan理事。一般社団法人SD&I(サプライヤーダイバーシティ&インクルージョン)研究所理事、有限会社人事・労務顧問、デジタルファシリテーター。非暴力アナキスト。マレーシア在住10年を経て2022年6月に帰国。

◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。当イベント最終日(11月19日(土))にご参加いただく方は会場にて聴講いただけます。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。
プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。

<お申込み>

申込み受付終了いたしました。


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