Good job プロジェクト
ZEN 禅的マネジメント -いのちがよろこび新しい自分に還る道

日々の暮らしやキャリアの中で、私たちは時に「本来の自分」を見失ったり、環境や人間関係に窮屈さを感じたりすることがあります。そんな日常のもやもやと向き合う場面で取り入れたいのが、禅の知恵を現代的に活かす「禅的マネジメント」の視点です。
今回のオープニングセミナーでは、『ZEN 禅的マネジメント』著者の小森谷浩志さんをゲストにお迎えします。
小森谷さんは、禅の古典絵図「十牛図」を土台に人や組織の変容・成長を読み解き、誰もが持つ「自分らしさ」や「人や世界とつながる力」を大切にしながらいのちが喜びに満ちる生きかた・働きかたについて語っています。
-職場での人間関係をどう良くしていけばいいのか
-これからのキャリアをどう描いていくか
-今のような状態のままで将来どんな生き方をできるのだろうか
十牛図が示す自己探究の旅を、現代社会に生きる私たちの”道の歩みかた”に重ねながら、「既存の枠を手放し、新しい可能性を開くプロセス」「いのちがよろこびを取り戻す働き方」などについて皆さんと考えていきます。
本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のオープニングイベントとして開催します。リアルでご参加いただく皆さんとは、その後、越谷宿までの道のりを歩いていきます。
禅的マネジメントの視点でまちの景色を眺めたり仲間と言葉を交わし合った時に生まれる気づきを大切に、実際にからだを動かしながら得られる身体性ある学びを日常に活かして、新しい自分に還っていく道を歩き出す機会にしていただければと思います。
<セミナー概要>
●日時:令和7年11月8日(土)10:30~12:15
*ハイブリッド開催(Zoom参加/リアル参加)
●プログラム
・ 開会あいさつ
・ 基調講演
・ トークセッション
・ 質疑応答
・ 謝辞・閉会あいさつ
●受講料:
Zoom参加の方 = 一般2,000円/学生1,000円
リアル参加の方=一般3,500円/学生1,500円
※リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」初日(11月8日(土))にご参加いただけます。
※本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、Good Job アクションとして日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。
投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
<Good Job アクション!>
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
<ゲスト プロフィール>

小森谷 浩志さん
株式会社ENSOU 代表
博士(経営学)
神奈川大学経営学部国際経営学科非常勤講師
一般社団法人インターナショナルZENカルチュラルセンター理事
株式会社ジェイフィール コンサルタント
1988年ニッカウヰスキー株式会社入社、営業にてトップの業績を残した後、アサヒビール株式会社のコンサルティング会社の設立に参画、コンサルタント育成体制を構築。約30年前に曹洞宗開祖道元の弟子懐奘が綴った『正法眼蔵随聞記』に邂逅。それ以来、瞑想とともに、日常の生活において禅の智慧を活用、研究を続けている。現在「いのちが喜ぶ経営」をテーマに活動。自覚の方法論として東洋の智慧、特に禅の基本テキスト「十牛図」に着目。内省と対話を鍵にマネジメント・コミュニティを中核とした組織開発、個の本来性の開花にアプローチするワークショップを、キヤノン、DeNA、富士通、富士フイルムなどの企業、NPO、教育機関、社会起業家に提供している。ここまで約50社のコンサルティング、3000回のワークショップで、延べ約50000人の方々と関わってきた。2010年から始めたファシリテーター養成講座は修了生が400名を越え、学習するコミュニティを継続中。カナダのモントリオールで行われたグローバルカンファレンスREFLECTIONS 2017では、世界20数カ国の参加者に「禅とマネジメント」を発信、話題を呼んだ。趣味は瞑想と気功。禅と経営学、一見遠い存在の二つの探究を道楽にしている。著作、論文に『協奏する組織』学文社、『週イチ30分の習慣でよみがえる職場』日経新聞出版社(共著)、『幸福学×経営学』内外出版社(共著)などがある。http://ensou.jp/
所属学会 日本経営診断学会、日本マネジメント学会、戦略研究学会他 。
◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。