Good job プロジェクト

癒やしと気付きをもらたす自然の力~日光杉並木を歩いた一日から感じたこと~

先日、今年の“日光街道太陽のもとのてらこや”の下見とご挨拶に、下野大沢駅から日光街道に向かい、日光杉並木を歩いてきました。

日光杉並木は、徳川家康さんに仕えていた松平正綱さんが20年あまりの歳月をかけて杉の苗木を植え、東照宮に寄進したものであると言われています。実際に行ってみると、隙間なく多くの杉が並んでおり、車の音がほとんど聞こえない静かな空間でした。

杉にも若そうな細いものや、樹齢何百年もたっていそうな太いものまで様々でした。それぞれの杉がいつ頃植えられたのか、どのような歴史があるのか想像しながら歩くのも楽しかったです。

また、杉並木の中では自然の空気と音に囲まれ、日々の忙しさを忘れてのんびりした気持ちになることができました。そのような開放感があり、ゆったりとした空間の中で過去を振り返り、感謝した出来事、寂しかった出来事などを考えると、その一つひとつが今の自分に繋がっていることを実感でき、どの経験も大切であることに気付くことができました。自然の中では、やるべきことに追われている日常生活の中では考えることができないことに思いを馳せることができ、自分に向き合える貴重な時間になりました。松平正綱さんが20年もかけてなぜ杉並木を作ろうと思ったのか気になりますが、何百年もたった今でも残っているということは、何百年もの間必要とされ続ける空間を生み出したということなのだと思います。変化し続ける時代の中でも、自然は変わらず人々の癒やしの場として必要とされる場所なのかもしれないと思いました。

日光杉並木を歩いた後は電車で日光東照宮へ向かいました。紅葉の季節もきれいだと思いますが、緑の葉に囲まれた東照宮もきれいな景色でした。春夏秋冬でそれぞれ異なる様々な景色を見られるのが日本の良いところなのだと実感しました。日光街道太陽のもとのてらこやの当日はどのような景色になっているのか楽しみになりました。東照宮では、イベントにご協力頂いている禰宜さんにお会いし、ご挨拶することができました。毎年お忙しい中ご協力頂いており、大変感謝しています。

日光東照宮を訪れた後は、宇都宮に向かい、Y’s Teaさんで高校生メンバーと打ち合わせをしました。オンラインでしか会っていなかったメンバーと対面で会うことができ、大変嬉しく思いました。コロナ禍でオンラインのミーティングも増えましたが、対面で会うと身長など印象が違う点が多々あり、対面で会うことの大切さも実感しました。今の高校生の生活や考えなどを聞くことができて新鮮であり、今後一緒に活動していくのが楽しみになりました。

Y’s Teaさんにも再び訪れ、根本社長にもお会いでき、紅茶を頂くこともできて大変嬉しかったです。前に訪れたことがあっても、紅茶の種類の多さには圧倒されました。気になる紅茶はたくさんあるので、また訪れたいと思います。

自然の中で癒やされたり、ご協力頂いている方々とお会いできたり、オンラインでしか会えていなかったメンバーと初めて対面で会えたりと充実した一日になりました。たくさん足を使いましたが、心地よい疲れとすっきりした気持ちで一日を終えることができました。


2023-06-05 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 
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