ローカルではたらく
『ローカルではたらくカッコいい大人を増やす!』グリーンフェス開催しました!
グリーンフェス活動報告!ありがとうございました!!
11月23日(土)、春日部市庄和総合公園にて、
第5回秋の大感謝祭Good job グリーンフェスを開催致しました!
今回のテーマは、
『ローカルではたらくカッコいい大人を増やす!』
ということで、地元でカッコよくはたらく春日部の方々や、
長野県や新潟県など、様々な地域の農家さんにもご参加いただきました。
↑ 初回からご参加頂いている・ミートショップ関根さん(左)
↑ 春日部の名産を使ったお菓子をお届けしている・お菓子の家スワンさん(右)
今回は、例年よりも多く、約1900名の方々にご来場いただきました。
『ローカルではたらくカッコいい大人』ということで、
地元春日部の人気店が7ブース結集し、ご来場いただいた方々から大人気。
それぞれが地域密着のお店ということで、わざわざお店の常連さんがイベントに来てくれるなど、
日頃からの地域とのつながりの強さを実感しました。
↑ 美味しい漬物で地域に愛されている・かつやまさん(左)
↑ ふわっとろっな大凧焼で有名・広島流お好み焼き七夜さん(右)
↑こだわり 秋田料理のお店・伊勢やさん(左)
↑ 串焼きが美味しい居酒屋・串焼呑家山蕗さん(右)
↑ 青いトラックで春日部を回る・ボーダーケータリングさん(左)
↑ 横手焼きそばが美味しい・キッチンハルさん(右)
★また、今回は初のココロミとして、「おかげさんマルシェ」と題し、
地方の農家さんも参加型のマルシェも同時開催致しました!
⇒詳しくはコチラ。
他にも、地域密着型の働き方をしている皆さんが出店してくださいました!
お客さんが笑顔だとはたらく仲間もみんな笑顔!
会場で笑顔で走り回る子供の姿や、出店者やスタッフと笑顔で会話をする地元の方々の姿など、
今回もたくさんの笑顔に出会いました。まさに、準備が報われた瞬間です。
今回は、学生インターン生の海保君の頑張りのおかげで、
地元県立庄和高等学校の生徒会のメンバー7名にスタッフとして参加して頂きました。
彼ら、彼女らに、「はたらくってワクワクするなあ~!」…
そんな風に思ってもらえたら嬉しい!と、大学生が中心になり取り組んできました。
ご出店頂いた皆様、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!
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グリーンフェス実施概要
〔会場〕庄和総合公園(埼玉県春日部市)
〔日程〕2014年11月23日 10:00~16:00
〔来場者数〕1,900人以上
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3.「あなたがあなたの未来をつくる朝活=ミラカツ」がカタチになってきました!
「あなたがあなたの未来をつくる朝活」その名も“ミラカツ”は「郷養(地域視点で捉える教養)」をテーマに、学生たち自身が創り、学生が教養を身に着け、学生自身のヒトとしての幅を広げるための朝活です。
私の周りの学生は「将来」に対するイメージが、未だに暗い。
「ブラック企業に勤めることになってしまったらどうしよう。」
「私は、ちゃんと内定をもらうことはできるのかしら。」
「結局地元には働き口がないから、とりあえず就職は東京かな。」こんな言葉を良く耳にします。
広く社会を見渡してみても、集団的自衛権の解釈が変わったり、TPPで経済がよりグローバルになっていったり、詳しくは知らないけれど、漠然と、自分も無関係ではないように感じるようなニュースが周りにたくさん溢れています。
こんなにたくさんの身近な課題が散らばっているけれども、どうしてだろう、どこか他人事になってしまう。
一つは、私たちに教養がないから。
教養が無く、物事の関連性に気づくことが出来ず、自分とその課題の結びつきがいまいち見えてこない。
そしてもう一つは、課題の捉え方が大きすぎるから。
グローバルな課題をグローバルなままに捉えていては、モノゴトの本質はつかめない。
その課題は、あなたの心にある、あなたの好きな地域に、どんな影響を与えるのだろうか。
また、その影響は、あなた自身にどのように降りかかるのだろうか。
教養を身に付け、「地域」の視点でモノゴトを捉える目を養う。
そして、他人事ではなく、自分自身で、自分たちの未来を切り拓いていく。
私たちはミラカツを通して、そんな未来志向、地域志向の学生との出会いを心待ちにしています!
前回のプレでようやく導き出した「郷養(地域における教養)×○○=□□」をミラカツのテーマに決定し、
今回は、「郷養×就職=地域のためにはたらく」というトークテーマを掲げ、ミラカツの三度目のプレを企画メンバーで行ないました。
企画メンバーの小保内がトークテーマに合わせて、「地域のためにはたらくとは何か?田中角栄なくして新潟なし」というプレゼンをしました。
まず、このプレゼンを聞いて、田中角栄というヒトのイメージが変わりました。
凄く強引なイメージばかりが強く、この地元への貢献については、正直「票集めでしょ?」くらいに思っていたのですが、そうではなく、地元への恩返しの意味合いがあったのだなと感じ、私利私欲だけでなく、この地元への思いがあるからこそ、田中角栄は、強引なまでに圧倒的な政治力を発揮し、総理大臣まで上り詰めたのだなと、驚きと共に学びました。
地元への強い感情というのは、原動力として自分自身に働き、その地元への感謝の気持ちを、どんなに偉くなっても持ち続けることの強さを知りました。
これから、よりグローバルが推し進められていくこの流れの中で、一人ひとりが自分の心の中にある「ふるさと」への感謝を忘れずに、その恩をふるさとの次の世代の人たちに送るということを心がければ、地方の輝きも失われないのではと、この「田中角栄」という人物を地域の視点で知ることから、気づきを得ることができました。
プレゼンや対話を通して、自分の教養を深めると共に、自分自身の考え方に、良い刺激を得られます。
ミラカツのオープンも近いです!日程が決まったら、またお知らせいたします!
ミラカツは、あなたとあなたの未来を全力で応援します。
2.「未来を創る朝活:ミラカツ」前進中!
ミラカツ企画、ただいま一歩ずつ前進しています!
6月25日(水)には、前回のプレとその改善点を盛り込んで、二度目のプレを実行。
前回のテーマは「10年後の未来とそのはたらき方」でしたが、その後の話し合いを経て、自分が考えているはたらき方として”地方ではたらく”ことについて話し合いたかったので、
今回のテーマは「若者が地方ではたらく」という方向にベクトルを変えました。
地方ではたらくにあたって、ミラカツでは地方が抱える問題と、その問題の解決に向かっているかっこいい大人を知りたい!という思いが生まれ、
今回のプレでは「商店街」をメインテーマとして取り上げることに。
しかし、ミラカツを企画した当初から気になっていた疑問。
・本当にこのテーマとコンセプトでいいのか?
・「地方」「ローカル」というキーワードと学生をどう結びつける?
・どんな場を作っていけば若者がつながりをつくれる?
・ミラカツを通して参加者にどうなってほしい?
テーマを「若者が地方ではたらく」に絞ってしまうと、地方に問題意識を持っていない学生たちにアピールができない。
でも、「若者の将来」にしてしまっては、単なる就活イベントになってしまう。
どうしたら、学生に「ローカルにはたらくという選択肢を持ってもらう」ことができるのか……?!
頭から煙が出るほど知恵とアイデアを絞り、たどり着いた答えが、これです!
●テーマ 「郷養」(地域の教養の意。ミラカツ用語)
●コンセプト 「都心だからこそ、学生だからこそ、今だからこそできること」
●ミラカツは
・知る→学ぶ→動くの3ステップを体現する場
・「自分」と「自分以外」の間にあるつながりを見つける場
・郷養から教養を学ぶ場
●ミラカツでできるコト
・郷養を学ぶことを通して、あなたの教養を広げます
・プレゼン・ディスカッション・ワークショップのやり方を学べます
・志高い学生、社会人の皆さんと出会えます
・自分らしさ、今自分にできることに気づけます(自己分析)
・気付きをアクションにつなげられる場・機会があります
・自分の知りたいこと、話し合いたいことについて提案し、みんなで考えることができます
前回のプレと改善点の打ち合わせを経て、テーマとコンセプトが少しずつくっきりとしてきました。このテーマ・コンセプトから、私たちは学生たちに何を、どのくらい提供できるのか。
ミラカツがどこまで成長していけるのか。ここからが本当に正念場です。
次回のプレの様子も、発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ミラカツは、あなたとあなたの未来を全力で応援します。
1.学生が発信!朝活を企画中
6月10日に池袋にて、ただ今企画中の朝活イベントのプレを行いました!
その名も
『あなたがあなたの未来を創る朝活』
略して“ミラカツ”!
企画書も成長途中ということで、今回行ったものはこちら。
テーマは、「10年後の自分とそのはたらき方」。
未来の自分が幸せにはたらくために、今の自分が何をしたらいいのか、という視点を持つにはどうしたらよいのかを考えながら、以下の企画をやってみました。
『あなたがあなたの未来を創る朝活』略して“ミラカツ”!
火曜の朝7:30~、若者がアクセスしやすい池袋にて開催します!
日時:6月10日(火) 7:30〜9:30
会場:池袋サクラカフェ
主催:日本ES開発協会
後援:有限会社人事・労務
参加費:500円(資料代、朝食代込み)
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【第一部】
7:30~7:50 自己紹介
7:50~8:00 クレドワーク(職場の習慣)
8:00~8:15 NEWS&PR
・お互いに自分のことを知ってもらい、仲間となるメンバーとまずは親睦を深めます。
・普段の生活の中で、一日の過ごし方や取り組み方が変わるワークを実践!
・自分の興味を持っているニュースを一つ取り上げ、一分間でみんなに伝える!
・自分がみんなに知ってもらいたいこと、アピールしたいこと、自分が主催しているイベントへのお誘い、困っていること等々シェアし、つながりを創ろう!
【第二部】
8:20~8:40 18分スピーチ「18分で認識を変える」
8:40~9:00 フリートーク
9:00~9:10 まとめ
9:10~9:30 朝活に対しての意見交換
・「18分で認識を変える」TEDを目指した若者の若者による若者のためのスピーチ!
・10年後になりたい自分とそのために今何をするのか、未来の有志と話してみよう!
・フリートークの中で、テーマに対して自分の知らない視点から物事を捉え、客観的に自分を見つめる。
・ミラカツを通して私たちが変わっていくために、自分たちがミラカツから変えていこう
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●10年後、あなたはどうなっている?
・今やりたいことが見つからない。将来の夢がない。
・やりたい分野は決まっているけど、その為に今何をしたらいいのか分からない
一度、10年後の自分・日本・世界を想像してみてください。
あなたは、どんな人になっていたいですか?どんな社会でどんな風に働いていたいですか?
ミラカツでは、参加してくれる皆さんが10年後、
・生き生きと自分らしく働ける
・日本をリードしていく
・常に向上心を持ってトライしていく
“内なるリーダー”になってほしいと思っています。
ミラカツは、その為に、何ができるのか探す場所。今の日本の課題の根本は何なのか探す場所。そして、10年後の世界をともにリードしていく同志との出会いの場所を目指します。
●2020年の日本はどうなっている?
10年後の日本を大きく変える契機になると思われる2020年、東京オリンピック。今の大学1年生は24歳、社会に出て日本を支えられる年代です。10年後の未来の前にやってくる6年後のオリンピックでは、あなたはどんなあなたでいたいですか?
●あなたが伝えたいことは何ですか?
ミラカツは、意思創発の場所です。仲間とのトークを通して、今まで気づかなかった新しい視点、自分の中にあったこだわり、周りに伝えていきたいこと。志高い仲間と話すうちに、自分でも驚くほど「自分らしさ」を発見できます。
・自分がやりたいことがわからない
そんな人も、ぜひミラカツに来てみてください。あなたの想いをカタチにして、ぜひ自分を発信していきましょう。周りとのかかわりの中で自己分析をし、自分をソトに発信できるようになっていきます。
・やりたいことがあるけど、機会がつかめない
ミラカツを主催するのは、全国に400社もの顧問先を持つ有限会社人事・労務を母体とする、日本ES開発協会。社会保険労務士事務所として築いてきた企業との信頼・つながり、そしてその中で生まれた人と人とのつながりを、あなたのアイデアを実現するための武器として共有し、一緒に戦うチームになります。
●“あなたが創りたい未来”を創れるのはあなただけです
一人ひとり、感じている問題や課題は違います。その解決のために、自分は何をしていったらいいのか。あなたが解決したい問題のためにアクションできるのは、あなただけです。
誰かが動いてくれるのを待っていたらもったいありません。同じ思いを持つ人を探して、その人についていくよりも、自分が動いていく中で、共感してくれる人と一緒に行動していけたら、より自分の思いを多くの人に伝えられるし、たくさんの仲間に出会えるはず。
あなたの未来は、あなたが変えていきましょう。
ミラカツは、あなたとあなたの未来を全力で応援します。
今後も、ミラカツの様子を配信していきます!たくさんの参加・アドバイスお待ちしています!
学生×旬鮮はやま マルシェフェスタ
3月8日に横浜栄区の本郷台駅前で行われた”マルシェフェスタ”で、「旬鮮はやま」の菊池さんとのコラボレーションであら汁を販売しました!
あら汁の”あら”は高級魚の「あんこう」からとっています。
菊池さんが朝どれのあんこうを市場から仕入れてくださったのです。おかげさまで、他にはない特別な”あら汁”となりました。菊池さんありがとうございました。
お店のターゲットやレイアウトの仕掛けは学生が1か月前から作り、初めての経験でまさに暗中模索の日々が続きましたが、当日は目標以上の176杯のあら汁を販売することができました。そして学生の発想から生まれた仕掛けにより、こんなストーリーが当日ありました・・・。以下は、学生スタッフの小保内さんの出来事です。
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まだ学生さんかな?というくらいの男の子(20代)が、にこにこしながら、手で「2(ピース)」をつくりながら私たちのブースに来てくれました。話すのが面倒くさいのかな?と思って、私も手で「2」を作って返したら、こくこくとうなずいて、あら汁を指差しました。
彼は聴覚障害を持っていたようです。
単純にあら汁を買いに来てくれたことが嬉しくて、私もにこにこしながら「あら汁2つ!」と学生チームに声をかけました。あら汁を盛り付けしながら、ずっと彼らのことが気になって仕方がありませんでした。
あら汁を渡すと、笑顔でイートスペースに向かっていきました。
そういえば、私たちのブースでは、学生さんがアイデアを出して、「横浜の好きなところ」や「あら汁の感想」などをかわいいカードに書いてもらい、ブースの前に張り出す、という取り組みをしていたのですが。
なんと、先ほどあら汁を買ってくれた彼が戻ってきてくれて。カードに「おいしかったです」と書いてくれました。・・・(略)
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一対一の商いならではの、出来事だと感じました。
届けたい自信のある商品を届けたい人に販売する。
だから普段身の回りに溢れている言葉も、ものすごくうれしく感じる!
そんな売り手の想いがつまった商いの方法を今回のマルシェは教えてくれました。
懇親会のあとは菊池さんのお店、関内駅前にある旬鮮はやま。
新鮮なマグロ料理に舌鼓みを打ちながら、菊池さんの仕事に対してのこだわりや、商品に思いを込める姿に学生も前のめりになって、聞いていました。
運営スタッフの皆さん、石井造園さん、「旬鮮はやま」の菊池さん、学生の皆さん、そしてあら汁を買って下さった本郷台の皆さん本当にありがとうございました!
おかげさま市場 第二弾!in 苅部農園 [おかげさま市場]
①まずは、竹。学生が事前の準備から携わり、竹を使って楽しめるように頑張りました!竹を切り出し枝を切る。そこから、竹をぱっくり半分に割って、中の節を取る。そうして、いすと流しそうめんの竹が完成しました!暑い中、蚊の攻撃を受けながらも頑張ってくれた学生の皆さんに感謝です!
②苅部さんがお手製の紙芝居で野菜の穫り方を説明。しっかりその説明を聞いて、みんなでナスとトマトの収穫へ向かいます。びっくりするくらい大きなトマトに、みんな大興奮で、楽しく収穫ができました。
③お待ちかねのバーベキューへ。
大塚さんからの持ち寄り。このワインを買うと寄付になる!

こうして、あっという間におかげさま市場 in 苅部農園は過ぎていきました。この会の準備を手伝ってくれた学生の皆さん、そして苅部さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!
突撃!地域でかがやく、はたらく力 〜今井かまぼこさん〜[おかげさま市場つながりインタビュー]
〜地域とのつながりをつくる:商店街でかまぼこと生きる 「今井かまぼこ」さん〜
五月に開催した「おかげさま市場 in YOKOHAMA」で、私たちはたくさんのご縁に恵まれ、横浜農業を盛り上げよう!という志高い仲間に出会いました。今号から、そんなカッコいい大人の皆さまに突撃インタビューをしていきたいと思います。
第一弾は、5月に開催したおかげさま市場 in YOKOHAMAで出店してくださった横浜のブースの一つ、今井かまぼこさんです!
今井かまぼこさんは、地元横浜の藤棚商店街で、地域の方から愛されているお店です。いつも買いにきてくれるおばあちゃんがいたり、おしゃべりしていくおじいちゃんがいたり。
横浜で地域のものを使っておいしいものをつくる。横浜の新鮮でおいしい野菜を知ってもらう。売り手の顔を見て、安全な食べ物を選ぶ。そんなこだわりを持つ人をつなぎたい。
そんな想いを通して、今井かまぼこさんと私たちとのつながりが生まれました。
今井さんは、さつま揚げには、自分たちが一番おいしいと思う食材を使っています。お魚は北海道のとれたてを、野菜は横浜のとれたてを。自分たちの手でつくるからこそ、仕入先の漁師さんや農家さんとも直接つながりがあります。
横浜のお野菜を使うようになったのは、わりと最近なのだそうで、私たちがマルシェで販売させていただいた、横浜の永島農園さんのしいたけがその一つです。
「横浜にもこんなにおいしいしいたけがあるんだ!」と知って、もっと横浜のおいしい野菜を、さつま揚げに使いたい、そう思うようになったのだとか。それ以来、「こんなにおいしいしいたけがあるよ!」「横浜の野菜を入れたらこんなにうまいさつま揚げができたよ!」と周りに伝えるのが、楽しい。自分がおいしいと思うものを、もっと周りに広めていきたい、そう思うようになったそうです。
おいしいさつま揚げの秘密は、もちろん作り方と材料へのこだわり。ですがここにもう一つおもしろいポイントがありました。
「全国のさつま揚げを食べ歩いたんです。どこで食べても同じ味のさつま揚げ。全国をまわる中で、そんなのつまらないなって気づいたんです。“今井かまぼこのさつま揚げ”を作りたいと思いました」
そんな今井さんは、さつま揚げを作りながらこんなことを考えているといいます。
「食べる最初の一口を想像してつくってます。その一口目で、絶妙なバランスで、さつま揚げのうまさを味わってもらいたいんです」
そう語る今井さんの今の目標は何でしょうか。
「商店街を“接点”にすること。商店街は、人と人、店と店、グループとグループ、さまざまなモノ・コトの接点になることができる。それが結果的に何かにつながればそれでいい。横浜のたくさんの魅力に気づいている自分がいるのだから、それは伝えていくべきだし、何より自分の好きなものを伝える、このことが単純に楽しいんです」
自分の好きなものだから伝えたい。伝えることが楽しい。そう語る今井さんは、誰よりも輝いて見えました。
これからも、地元のおいしい野菜と、今井さんならではのつながりを生かした、“今井かまぼこのさつま揚げ”をたくさん伝えていきたいと思います。