日光
あおぞら図書館えいが会ー夏
皆さん、こんにちは!
今日は、日光街道沿いの「進修館」で開催された「あおぞら図書館えいが会」に参加してきました。今回のテーマは「未来のはたらくを考える」。映画を観ながら、対話を通じて、これからの働き方や自分自身のキャリアについて考える、とても充実した一日でした。

風情ある宿場町で感じた特別な時間
会場となったのは、趣のある宿場町に位置する「進修館」。歴史を感じるこの場所で、未来について考えるという、まさに「過去と未来が交わる場」での開催でした。風情ある建物に入った瞬間から、非日常感が漂い、心がリフレッシュされていくのを感じました。
映画『一葉の桐』が教えてくれた、伝統と未来
イベントのメインは、短編映画『一葉の桐』の上映でした。26分の短編ながら、春日部の桐箪笥に出会った若者が、その伝統に魅了され、奮闘する姿が描かれていました。若者が伝統工芸の世界に飛び込むその過程は、現代の働き方における「伝統と革新」の対立を乗り越えるヒントを与えてくれました。映画を観ながら、自分自身の働き方と重ね合わせ、深く考えることができました。

飯島勤さんとのトークセッション
映画鑑賞後は、桐箪笥職人の飯島勤さんを迎えてのトークセッションが行われました。飯島さんは伝統工芸を守りながら、現代に適応した新しいビジネスモデルを築いています。飯島さんの話を聞いて感じたのは、変化を恐れずに未来に向けて進む姿勢でした。お話の中で仰られていた仕事を継続するコツについて、「仕事をして、対価をもらって生活するが、他人に感謝され、人にありがとうと言われるような言葉があれば長続きすると思う」という言葉は、「仕事」というものに向き合っていく中で、「楽しく働く」という面において、強く印象に残っています。また、業界全体としての課題感に関しても触れられており、後継者不足の課題を解決するために、箪笥の技法を用いた商品(傘立て等)により、若年層への認知を広げる取り組みを行われるなど、精力的に動かれているとのことでした。

まとめ:未来の「はたらく」に向けての気づき
今回の「あおぞら図書館えいが会」は、単なる映画鑑賞ではなく、自分の働き方やこれからのキャリアについて深く考える機会となりました。映画『一葉の桐』で描かれた若者の挑戦、飯島さんの伝統と革新を繋ぐ姿勢等を通じて、私自身もこれからの働き方を再定義する大切なヒントを得ることができました。

今回の飯島さんとのトークセッションの模様は、ラジオ「ここ掘れワンワンスタジオ」で放送致します。ぜひこちらをご覧ください。
https://esr-j.com/kokohore-studio/
コミュニティ経営の視点から 中小企業の人的資本について考える<春のてらこや2024>

🌸JES 春のてらこや2024 概要 🌸
コミュニティ経営の視点から 中小企業の人的資本について考える
<日時> 2024年1月19日(金)17:00~18:50(16:45よりZoom受付開始)
<タイムスケジュール>
・オープニング・開会にあたり
・ご挨拶(影山摩子弥先生)
・トークセッション1:人事のフィールドから人的資本経営をどう捉えるか
(清水秀城さん・畑中義雄さん/モデレーター 金野美香)
・トークセッション2:コミュニティ経営の視点から人的資本について考える
(影山摩子弥先生・清水秀城さん・畑中義雄さん/モデレーター 金野美香)
・閉会あいさつ
<ゲスト>
◍ 影山 摩子弥 先生(横浜市立大学都市社会文化研究科 教授)
◍ 清水 秀城 さん(社会保険労務士/社労士事務所HR人事支援研究所 代表)
◍ 畑中 義雄 さん(社会保険労務士/有限会社人事・労務チーフ人事コンサルタント)
*モデレーター:金野美香(一般社団法人日本ES開発協会 理事長)
<参加費について>
◆参加チケット:2,000円(税込み)
◆ドネーションチケット:2,500円(税込み)
※参加者の皆さんには、後日アーカイブ動画をお送り致します。
※今回のセミナーの模様は、「TERAKOYA オンライン」にて録画動画を公開致します。
TERAKOYA オンライン▼
※ドネーションチケットとしてのご支援は、当協会Good Job アクション「子どもたちの”はたらく”体験・はたラボ」運営に充てさせていただきます。
🌳Good Job アクション!
https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html
🌸 お申込み
お申込みいただきましたメールアドレスに、お支払いとZOOMのURL等、詳細のご案内をいたします。
日光街道はコミュニティツーリズムの舞台
「太陽のもとのてらこや」三日目の行程は、栗橋→古河→野木→間々田、とご縁の深いまちを歩き進む一日です。
徒歩行軍チームはコツコツと歩き進み、古河を経て野木神社さんで、毎回取り組ませていただいている落ち葉掃きのあと、早めのランチタイム。
七五三のお参りの家族が集まる晴れやかな空気の境内で、できたておにぎりをいただきながら、午後の長い道のりに向けて力を蓄えました。
同じ頃、スケッチを終えたまちあるき一行は、坂長さんでの休憩を終えて、古河のまちのつながりの基点・鈴木園さんへ。
お伺いするたびに、古河のまちの歴史や文化という縦軸と、人々の暮らしかたや近隣のまちとの関わりといった横軸、の両面から、まさに多層的に重なりあう地域の姿をお伝えくださる石川代表。
お茶で一服しつつ、抹茶アイス・抹茶ソフトを皆でいただきながら、今回もお話をお伺いしました。
その後は、903シティファーム推進協議会の田心カフェで仕入れさせていただいている杉本納豆さんにも立ち寄り。
「このまま古河で一日を過ごしたいね」という声が聴こえてくるほどの、つながり豊かなまちあるきとなりました。
この三日目行程を歩いていると、「コミュニティ・ベースド・ツーリズム(コミュニティツーリズム)」という言葉の意味を体感します。
地域コミュニティが主体となり、その土地の歴史や文化、そこに住む人たちの暮らしの智慧そのものをコンテンツとして巡っていく形をコミュニティツーリズムと呼ぶのですが、わたしたちが「太陽のもとのてらこや」で行なっているのも、まさにコミュニティツーリズムの姿。
(古河歴史博物館では、特別に”ストリートオルガン”を演奏してくださいました。オランダとも交流があった江戸時代のインフルエンサー(?)鷹見泉石さんにちなんでオランダ製。圧巻でした。)
歩きながら土地に埋め込まれたものを掘り起こし、地域の方たちとの関わりを通じて魅力あるコンテンツとして編集しながら、その地域で暮らす方たちの協力のもと、まちをめぐったり道を歩いたりしています。
栗橋・古河・野木と歩き進むと、日光街道の真ん中の宿場町・間々田に到着するのですが、この間々田も含めてコミュニティツーリズムが創られているのです。
間々田では、徒歩行軍もまちあるきも、「蛸屋間々田店」さんに立ち寄り。
毎年ご挨拶させていただく酒井さん・鈴木さんというスタッフお二人と、JES活動を共に推し進めている社労士・小池さんのご家族とが、とても温かなおもてなしをしてくださいました。
きっと、江戸の宿場町の時代からずっと、こうやってヨソからやってきた一行を「ようこそ」「お茶飲んで行きなさい」「この先も気を付けてね」と受け入れてくれる素地・気風が土地に刻まれてきたんだろうなあ、とこのエリアを通るたびに思うのです。
古河のまちを舞台にしたアートワーク
日光街道沿いの好きなまちランキング(JES調べ🌝)で必ずトップ3に入るまち・古河。
古河公方の本拠地、古河城の城下町、そして日光街道の宿場町…と、土地の記憶が積み重なり、情緒あるまちなみや地域に根付いた愛着心と誇りに触れられることがとても居心地よく、歩きがいのあるまちです。
今回、その古河で、 #みんなでつくるアート部 の皆さんがアートワークを進めてくださいました。
上野のまちでは、アート部の中根さん(書道家)にVTS(対話型鑑賞)を行なっていただきましたが、今回は、ガイド役を峯村さん(多摩美術大学)が担ってくださり、皆でスケッチに取り組みました。
まずは、古河歴史博物館で土地の歴史に触れたあと、スケッチとは何か?など峯村さんから説明。
そして、小さなスケッチブックを手に、お隣の「鷹見泉石記念館」へ向かいました。
下見の際に、記念館の方にわたしたちの活動のことをお伝えしていたので、この日は、その担当の方がいろいろと声がけもしてくださり、温かい空気の中でスケッチがスタート。
おもいおもいの場所で、じっくりと対象物と向き合う静かな時間が過ぎてゆきました。
峯村さん曰く、大切なのは以下の三つ。
①興味があるものに焦点をあてる(よく観察する)
②楽しく、すばやく描く
③構図を意識する
そして、描いて終わりではなく、
・何を描いたのか
・どうしてそれを描こうと思ったのか
・描く時に意識したいポイント
これらをスケッチブックの裏側に書き留めておき、スケッチを終えたあとに皆でふりかえりの場を持ちました。
「なるほど、だからあの場所にずっといたんだね」「これを描いていたのは、そういう意味だったんだ!」など、お互いの一枚を通して、豊かな対話が生まれる場に。
スケッチを終えたあとは、古河のまちに古くからある蔵を改築したコミュニティスペース「坂長」でランチ。
親戚の集まりのようなアットホームな雰囲気の中、皆で「いただきます」。
天保年間創業の古河のお米屋さん・安井米店のおにぎり弁当をほおばりながら、お互いのスケッチブックを見せ合ったりとにぎやかに時間が過ぎて行ったのでした。
観たり聴いたり、という五感を受け身に作動させるだけでなく、「描く」という主体的なアクションを起こすことによって、こころとからだが開き、その土地のさまざまな情報に触れやすくなり、気づきが深まる。
今回のアートワークは、そのような体験の機会でした。
「その土地との関わりを深め、その場を利用して自己実現していくひとが『関係人口』である」と[は、かつてこの古河のまちでブラタモリ的な散策の時間を作ってくださった石井造園・石井社長の言葉ですが、スケッチを通してその土地に埋め込まれた多様な情報に触れながら、描く・伝えるといった主体的な行動を促してくれるアート部のこころみも、地域の関係人口を増やす重要な役割を果たしているのではないかと思います。
「さとのば大学」に学ぶ 日本の未来を変えていく新しい学習コミュニティ
2023年11月3日、“日光街道太陽のもとのてらこや”オープニングセミナーで行われた「さとのば大学」発起人・信岡良亮さんによるセミナーに参加しました。
地域を旅する大学・さとのば大学では、地域をめぐり暮らしながら学ぶ「越境学習」として、自分で選んだ地域を1年毎に地域留学する取り組みをされています。

関西出身の信岡さんは、東京でITベンチャーでの経験を経て、会社を軸にするのではなく自分の力で働くことの大切さを学んだそうです。その後2年半ほどWebのディレクターとして働き、大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなったことを機に25歳で島根県の海士町に移住。

都会での生活はお金を稼げば生活がまわり、社会と接続しなくて良い。一方で海士町では贈与経済でなければ暮らしが回らなかったといいます。移住して何を行うかと言うと、島のコンテンツを発見する冒険から始まるとのこと。何かが当たり前にある暮らしではなく、ないから探すところから始まるのだそうです。
信岡さんは海士町に移住し、「自治」を身近に感じる機会が増えたといいます。「等身大の社会課題をまちという単位で改善してくプロセスが楽しい」その言葉が印象的でした。都心に近いとまちの単位が大きく、「自治」がどこか遠くのことのように感じられますよね。「未来のコミュニティを一緒に作っているのが楽しい」という信岡さんの言葉にあるように、自分が関わることで未来が変わっていくという期待値が人を動かす原動力になっているように感じました。

地域を越えて交流する「越境学習」により、日常では何も変わらなかった景色に彩りが加わります。さとのば大学で地域留学をするとまず自分が行った地域で、「あなたは何をしにきたの」という問いから始まります。「私、何者だっけ」と365日問われます。1年その地域に住み、慣れてきた頃にまた新たな地域での留学が始まることで、1年目に考えていた「何がしたい」がより芯のあるものになっていき、意志を持って行動することができるように。
自分にとって慣れ親しんだ環境、コンフォートゾーンを飛び出していくことで良質な問いが生まれます。会社で働いていると、「〇〇銀行の〇〇」と名乗ることになり、肩書があることで「あなたは誰か」という問いに向き合う必要がなくなります。肩書がある安心感とともに、肩書があることでコンフォートゾーンを知らぬ間に作っているように思います。

さとのば大学では4つの地域を交流することで、4つの地域のアイデンティティをもらえます。アイデンティティは自分だけに拠るものではなく、お裾分けすることもでき、アイデンティティは地域を旅した関係性の中で育まれていきます。「イントラパーソナルダイバーシティ」信岡さんから出た、その言葉は、「自分の中の多様な一面を知り、自分自身を膨らませていくこと」。良いビジネスモデルもいいけれど、学び続ける文化を作ることの大切さについて語っていました。
学びは、成長や変化できる余白のことを指し、学びが楽しいのは自分の未来に希望を持てることを指すそうです。自分のアクションの先に、自分の描いた未来に繋がっていくと思えたら、学びが格段に楽しくなりそうですね。

「誰かが良くしてくれたらいいな」で終わらず、やる人を育てるためにも、全ての資源に誰かが手をかけていく仕組みづくりが大切とのこと。さとのば大学では、定性的なものを評価していくのは難しいけれど「さとのばWay」があり、それも含めて独自の指標で自己評価して対話しながら成長実感を持たせていくことで、学習コミュニティとして循環するエコシステムが構築されているようでした。

歴史に浸かる・人に浸かる”日光杉並木” [日光街道まるっと学び舎プロジェクト]
Good job プロジェクトのイベントの一つ、日光街道まるっと学び舎プロジェクトでは、日本橋から日光東照宮までの143kmの道のりを五日間に分けて歩き通しています。
その道のりのなかで、もっとも自然と歴史あふれるのが、「日光杉並木」。
大沢宿から日光まで、約16,5kmの杉並木が続きます。この日が最終日ということもあり、杉並木を歩いていると、「とうとうここまで来たか…!」と何とも言えない気持ちになってくるのです。
この杉並木の中で、しんとした空気や、杉のにおい、小川がちょろちょろ流れる音、色々な自然を知ることができます。そして自然を感じながら、それを分かち合える仲間とともに歩くことができるというのは、何とも嬉しいことです。
普段からお世話になっていても、そのことが当たり前になってしまって「ありがとう」が減っていく。
そんな経験はありませんか?
誰かと一緒に汗を流して、力のかぎり動く。
そんな機会が減りすぎて、その楽しさを忘れていませんか?
お互いに高い夢を持っている仲間と、自分たちの未来を語り合う。
そんなことはもうできないなあと思ってしまっていませんか?
みんなが一生懸命だから、自分も一生懸命になれる。
みんながしっかり聞いてくれるから、自分もしっかり話すことができる。
これからの“ハタラク”について、皆さんも一緒に考えてみませんか?
今年も日光!歩きました!
5/23(土)・24(日)・29(金)・30(土)の四日間に、日光街道まるっと学び舎プロジェクトを開催いたしました!
最終日は、朝から意気揚々とクレドワーク。
今日一日の心意気をみんなで共有します。
メンバーそれぞれのクレドと、NGワードをシェアした後は、いよいよスタート!
今年はコミュニティ通貨「ワーク」を使って、
日光の100年企業である金谷ホテルベーカリーさんにご協力頂き、
日光街道沿いにある道の駅にてお買い物をさせて頂きました。
1ワークが100円換算で、皆さんは5ワーク:500円分を片手にお買い物!
これは後ほど行う日光駅のまわりのゴミ拾いに対する物々交換の仕組みです。
↑お買い物を終えてみんなでパチリ!
いよいよ街道を歩き進めます!!!
日光の杉並木。前日から続くこの緑の小道にみんなわくわく。
約2時間ほど歩いたところで、東武日光駅に到着!!!
ここで、ワークの分のゴミ拾いをしました。
お昼を追え、道なりに進んでいくと見えてきました、世界遺産の文字!
日光東照宮への階段をひたすらのぼります。
一日中歩き続けたメンバーは、炎天下の中へとへと。
足もじんじんする中歩き続けます。
見えてきた!ゴール!!!
遂に東照宮に到着~!!!
5日間の長い道のりを歩ききったメンバーも数名。
本当におつかれさまでした!!!
コミュニティ通貨「ワーク」の取り組み
コミュニティ通貨「ワーク」~自分たちが歩き進む地域との接点をつくる。
8年前の当イベント立ち上げ時から、
「日光街道沿いを舞台に地域通貨をできたらいいね」とメンバーでよく話していました。
ES施策でも”ありがとうカード”というのがありますが、
この地域への関わりを通して、いいね!やありがとう!の気持ちを見える化し、
私たちのコミュニティの中を循環して行くツール、
「ワーク」というコミュニティ通貨を今回、新たに導入しました。
←オレンジ色のカードが5ワーク!
←こんな感じで品物と交換できる通貨になります
このココロミにご協力くださったのが、
草加の老舗煎餅屋さん「いけだ屋」さん(23日)。
http://www.soka-senbei.jp/
←実際に使っている様子
←地域通貨としての役割を体感!
そして、金谷ホテルベーカリーさん(30日)です。
http://www.kanayahotelbakery.co.jp/
←今市駅からすぐの道の駅の直売所にお邪魔しました
←一気に大賑わい!
ユニフォーム持参のお礼として渡したワークや、
互いの感謝・ねぎらいの証として渡し合うワークを、
地域から生まれた価値あるものと交換することができます。
←おせんべいを手にご満悦。
←お買い物も楽しくなります
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
杜氏型リーダーシップ・コミュニティの育て方
第7回日光街道まるっと学び舎プロジェクト:オープニングセミナー
『未来企業/
~杜氏型リーダーシップでコミュニティを育ててゆく~
←講演をして頂いた但馬さん。
今回の日光街道まるっと学び舎プロジェクトでは、
オープニングセミナーとして、
外資系アパレル会社に勤務しながら、いくつかの
地域をフィールドに活動し多様なつながりを創
未来志向で”はたらき方”と”はたらく場”について学びました。
←参加者の皆さんも真剣。
これからの時代の”コミュニティを育む”リーダーシップとは?
という問いに対する、但馬さんの「杜氏型リーダーシップ」というコトバにドキリ。
状態を良く保つために必要な一定の管理と、個々の成長を促進して繋がりから相乗効果を生み出すこと。
時に相反する在り方にもなりがちなリーダーシップの意味を包括する”杜氏”、という考え方に、深く共感。
組織に属しリーダーとして働きながら、
社会というフィールドで多様な役割をもち人をつなげる触媒として
コミュニティを育てる但馬さんの姿に触れ、
聴いている皆が未来志向のはたらき方に大きな可能性を感じるひとときでした。
リンクはこちら ↓
https://www.facebook.com/events/936994453007143/
【会場:Sooo dramatic http://www.reboot-iriya.info/sooo-dramatic.html】
日光街道143km踏破!!!
このプロジェクトでは、日本橋から栃木の日光東照宮までの143kmの日光街道を歩ききるチームと、街道沿いの魅力を体感しながら各所をまわる学び舎チームの二つに分かれて行いました。
毎年たくさんの方々にご参加頂き、今年で6年目を迎えるこのプロジェクト。今回は学生が企画・運営の段階から携わり、慣れないながらも周りの皆様にたくさん支えられながら歩き進めることができた5日間となりました。
【1日目】日本橋→草加(17km)
初日は、行軍チームと学び舎チーム合同で行い、30名以上の方にご参加頂きました。スタートにふさわしい、からっと晴れた青空の中、良いテンポで歩き進めます。途中、セミナーや歴史クイズ、スポーツゴミ拾い等をしながら、初対面の人とも打ち解け、暗くなってきた頃にはお互いに励まし合う姿がありました。無事に全員が草加にゴール!素晴らしいスタートを切りました。
【2日目】草加→古河(43km)
1日目と打って変わって、過酷な40km超コース。朝からハイペースで歩かなければなりません。昨年リタイアしたメンバーもリベンジを目指して参加し、5人で古河を目指しました。しかし、20kmを越えたあたりから、メンバーの二人が足を痛めてひきずる姿も。それでもチームを想って「辛い」とは口に出さず、もくもくと歩き続け、見事リタイア者が出ることなくゴールできました。仲間への思いやり・助け合いを体感し、その大切さを改めて実感した1日でした。
【3日目】古河→石橋(31km)
再スタートを切った3日目は新たな5人での行軍。なんと朝は小池さんが応援に駆け付けてくれました。この日も最高の天気に恵まれ、いよいよ栃木県へ突入します。周りの景色も段々と田んぼが増え、一歩進めば都会から田舎へと変わります。同時に、地域の方との交流も増え、出会った子どもたちが一緒に旗を持ちながら歩いてくれたり、すれ違った方から声をかけられたりと、疲れを感じながらも地域の元気が自分たちの笑顔になっていった一日でもありました。
【4日目】石橋→今市(42km)
3日目まで疲労が溜まった体で、杉並木のあるアップダウンの激しい40㎞を越える行程。朝の冷え込みもきつく、5日間の中で一番つらい行程で、学生リーダーの大崎さんの足の腫れが悪化。痛みに耐えながらも、3人で声を掛け合い必死にペースをキープしました。そんな中、トラックの運転手さんが話しかけてくれたり、コンビニのおばちゃんがバナナをくれたり、地域のつながり・あたたかさを身にしみて感じながら、真っ暗闇の杉並木を抜け今市到着!ついに4日目という山を乗り越えました。
【5日目】今市→日光東照宮(10km)
いよいよゴールは目の前!最後の1日も素晴らしい青空に恵まれ、意気揚々と歩きだします。杉並木とおいしい空気に囲まれながら、東照宮までの143kmの道のりを踏破した学生の大崎さんと安藤さんを筆頭に、ゴールイン。歩ききった達成感、そして迎えてくれる存在がいる喜び。「辛い時“だからこそ”、仲間を想って支え合うことの難しさ・素晴らしさを体感できた」「チームプレーや人とのつながりとは何か、身をもって学ぶことができた」との感想を頂きました。
今まで以上に、地域とのつながりを生かし、実践し、そして体感することのできた企画になりました。