日光

日光街道まるっと学び舎プロジェクト 無事終了!

このプロジェクトは、日本橋から栃木の日光東照宮までの143kmの日光街道を歩ききるチームと、街道沿いの魅力を体感しながら各所をまわる学び舎チームの二つに分かれて行いました。学び舎チームのレポートをしていきたいと思います!

 

【1日目】11/16(土)

学び舎として、まずは十思公園での歴史クイズやペアワークを実践。仲間とコミュニケーションを取りながら地域の歴史について学びました。また、浅草では『没落先進国、キューバを日本が手本にしたいわけ』などの著者である吉田太郎氏を講師として招き、お金にとらわれない豊かさとは何か、を考えました。キューバにある、つながりを大切にする心の豊かさを通して、日本がこれから目指すべき姿やコミュニティのあり方について、人と人とのつながりの大切さについて考えさせられました。

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また、荒川土手では“スポーツゴミ拾い”を実践。チームに分かれてスポーツ感覚でできるゴミ拾いを通して、参加者同士のコミュニケーションが増え、チームワークを実感できた企画となりました。

 

【2日目】11/17(日)

アルパカファームの山崎さんの元を訪れ、畑で農作業体験を開催。一つの野菜ができあがるまでの一連の流れを体験し、実際に野菜を収穫。子どもたちとともに、日本の働くの原点である農作業を自ら実践し、立ち返る素敵な体験になりました。また、座禅を通して精神統一をした後は、春日部で地域をつなぐお茶屋“おづつみ園”さんを訪問。そのもてなしとお店のスピリットに、私たちが目指すべき地域の姿を感じました。

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【3日目】11/21(木)

古河のボランティアガイドの倉持さんと一緒に、街並を散策。町の至る所に残っている歴史の足跡をたどりました。また、お茶屋鈴木園さんでは、「自分が好きなものを売る」という社長から、自分たちが本当に好きなものだからこそお客様に伝えたい、という熱い想いが伝わってきました。また、野木神社にて、社会福祉施設のパステルさんとともに落ち葉掃きを行いました。普段なかなか話すことのない障がい者の方との交流はとても新鮮で、一緒に清掃を行い、終わった後にはそれぞれがお礼のプレゼントを用意していた姿に、お互いを思いやる気持ちを感じました。

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【4日目】11/22(金)

障がい者の方が馬の世話等を通して、訓練している施設ピルエットを訪問。世話などをしている中で、はたらく意欲が上がったり、馬の糞尿からつくられる肥料を使った農作業体験をしたりと、馬との生活の中で施設の方が成長している様子を見学しました。また宇都宮オリオン通り商店街を活性化させたY’s Teaネットワークの根本社長にお話を伺いました。人々を元気にできるものは何かを考え抜いた上に出てきた答えが、紅茶だったという根本社長の、紅茶に駆ける想いを通して、地域をひっぱる社長さんの力を目の当たりにしてきました。ぜひ、協会でも根本社長のような熱い想いで地域を引っ張っている方を目指して活動していきたいです。

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【5日目】11/23(土)

今年は、今までの活動からできた日光とのつながりのおかげで、日光老舗名店会の皆様との試食会を行い、日光伝統の味を知り、地域の皆様と顔の見える商いを実践している様子を見学することもできました。また、東照宮では143kmを踏破した2人を盛大に迎え、直会にて表彰式を行いました。また、五日間の締めくくりとして、金谷ホテルベーカリーの申橋社長にご講演頂きました。地域の魅力を活かしながら、伝統の味を守り続ける経営。そして常に変化しながらもCSR等時代の先を行く姿に、これからの地域に根ざす企業のあり方を学びました。

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“地域”“つながり”をキーワードに、日本の働く原点について深く考えさせられた五日間となりました。

2014-01-09 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

 

日光街道まるっと学び舎プロジェクト2013

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日光街道まるっと学び舎プロジェクト2013を今年も開催します!

 

「グリーンカラー10,000プロジェクト」をテーマに、徳川家康・吉田松陰・松尾芭蕉・二宮金次郎などの偉人達の足跡が残る由緒ある日光街道を歩きながら、大切にしたい日本の自然や歴史に触れ、「歩く」という原点に立ち戻り地域や社会とのつながりづくり を通してきづきを深めます。

★一緒に歩いた仲間との”共感”
★「歩く」という原点からの”存在承認”
★活かされているという”感謝”
★やればできるという”達成感”

というESの心を高めるワークを行ないながら、日本橋から日光東照宮までの143キロの道のりの踏破を目指します!

>>2010年度の活動の様子 

>>2008年度の活動の様子

 

日光街道まるっと学び舎プロジェクト 行程表

まちあるき寺子屋の日程2013

学び舎プロジェクト  持ち物・服装
・当日は、スニーカーまたは歩きやすい靴、動きやすい服装でご参加ください。
・懐中電灯、雨具、防寒着、筆記用具、タオルは必ずご準備ください。
・当日の飲み物等はご自分でご用意ください。

 

学び舎プロジェクト 会費(消費税込み)
  ・一般の方    参加費    懇親会費    宿泊費
   3.500円    4.000円    8.000円
  ・学生の方    参加費    懇親会費    宿泊費
    無料    2.000円    8.000円

 

 

 

 

 

※参加費・懇親会費・宿泊費は、各日程1日分の金額です。

※会場までの交通費は各自ご負担ください。

※11月22日・23日いずれも参加する場合に、宿泊を伴います(1泊)。それ以外の日に宿泊が
必要な場合は各自でご用意ください。

※参加費の一部は学生の参加費の補助と日光街道沿いの清掃活動費に充てさせていただきます。

 

日光にご挨拶に行ってきました!

8月23日に、日光街道まるっと学びやプロジェクトでお世話になっている、金谷ホテルベーカリーさん・小林室長と湯沢屋の高村社長にご挨拶に伺ってきました!
それというのも、なんと今年は、グリーンフェスに金谷ホテルベーカリーさんにも出展頂けることになったのです!
本当にうれしい限りです。

東武日光駅を出て向かいの、金谷ホテルベーカリーさんのカフェ・ラ・セゾンで打合せ。
カフェおすすめのビーフカレーを美味しくいただきながら、グリーンフェスや日光まちあるき寺子屋のお話を進めました。なかなか味わえない、「本物の味」。

今年は春日部庄和公園で、140年の歴史が詰まった伝統のパンを、ぜひ味わいましょう!

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小林室長との打合せの後、日光老舗名店会の「湯沢屋」さんへ。
6年目を迎える日光イベント。今年は、昨年までに加えて、日光老舗名店会としてもご協力いただけるとのこと。本当にありがとうございます。地域の皆さまとのつながりが少しずつ強まってきました。今年のイベントでは、参加者の皆さまが、地域とのつながり【地縁】を持てるように企画していきます。
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湯沢屋さんから駅へ向かう途中にも歴史が垣間見えます。

東武日光駅から、東照宮までの坂道に、こんな柱がたくさん並んでいるのです…が!その中で、このように龍が着いているのは1つだけ(反対側もセットで)。ここから上が、昔から「日光」と呼ばれてきたところなのだそうです。今は合併して大きくなった日光市ですが、このように歴史は残っているのですね。
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打合せのあと、湯沢屋さんからいただいた「鉢石」を味わいながら帰路へ。
「鉢石;はついし」は、豆乳水羊羹のお菓子です。湯沢屋さんの二軒お隣にある、日光湯波海老屋にて造られる搾りたての豆乳と、湯沢屋さん特製の小豆の水羊羹を流し、きれいな二層に仕上げられたコラボレーション商品です。湯沢屋さんのおいしい餡の味に、みんなにこにこ。帰り道が楽しくなりました!湯沢屋さん、本当にありがとうございました!
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小林室長、高村社長、本当にありがとうございました!
どうぞよろしくお願いいたします。

 

11月の本番へ駆ける想い [日光街道まるっと学び舎プロジェクト]

日本の未来の”はたらく”を考える、日本ES開発協会が行っている、日光まちあるき寺子屋。
6年目を迎えた今年は、11月の開催に向けて、 改めて「先人の足跡をたどり、活動の意義を再確認する」という想いを胸に、 さらに素敵な4日間を創ろう!と、6月から下見を行っています。   7月21日(日)には、4日間の行程の中の2日目にあたる「粕壁〜小山」までを歩いてきました。

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朝は、必ずメンバー全員の朝礼からスタート。 「クレドワーク」というワークを行うのが、日本ES開発協会・日光まちあるき寺子屋ならでは。 今日1日、何を意識して行動するか、10個あるクレドの中からひとつ選び、みんなと共有します。筆者は「自分が源と考える」を選んで、一日自分から元気に頑張っていこう!と決意しました。 お互いのクレドを聞いて、さらに意欲が高まります。

クレドワーク

日光まちあるき寺子屋チームは、幸手からあるき始め、権現堂さくら堤に向かう途中で熊野神社へ。

この神社は、「熊野権現社」という名前で、この神社の名前がさくら堤などの由来にもなっているそう。 江戸時代から大正時代にかけて、権現堂河岸の船着き場として栄えたところで、 「権現堂堤が切れると東京中が水浸しになる」と言われていたところでもあります。
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いつもは素通りしてしまうところも、
じっくり見てみると新しい出会いがあったり、歴史があったり。
まちあるきの魅力です。
つづいてまちあるきチームは権現堂さくら堤へ。
今は緑一色ですが、春に咲く桜並木の美しさは目に浮かぶようでした。 緑のカーテンの中は、やっぱりすずしく、心も軽くなります。
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途中、お散歩されているおじいちゃんおばあちゃん達と遭遇。
「どこまで行くの?」 ―「日光です!」 「あら~~~!」
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と会話が始まり、私たちに権現堂の美しさや季節の見どころを教えてくれました。
地域の方とのふれあいも、ただ歩いているだけではなかなかできないことです。地元の方も巻き込んで、みんなで作り上げるイベントにしていきたいと思います。