私、中井は日本橋を徒歩でスタートし、平成20年11月24日に完全徒歩で日光東照宮に到達しました。
私は、日頃、社会保険・労働保険の手続きのため役所に出向いて手続きの仕事などを行っておりますが、さすがに約143kmという長距離を歩くことに最初は抵抗がありました。
恥ずかしいことですが、最初は143kmの途中でリタイヤしたいと思いながら歩いていました。
しかし、前半いっしょに歩いた方と趣味の話で盛り上がったり、座禅を通して、自分の弱さに気づかされたり、チームワークで難局を乗り越えたりと、日頃、自分一人で行動することが多いため、チームワークの大切さ、素晴らしさを実感することが出来ました。
後半の90kmになると、ライバルが自分であり、自分との闘いでした。
特に、後半2日目の『徳次郎』のあたりから、日が暮れて、周囲が漆黒の闇に包まれている中を懐中電灯一つでバスやタクシーも走らない道を歩くのは、さすがに淋しく、心細く感じながら歩いていましたが、実行委員長の島村さんと共に歩き続け、予想以上に早いペースでゴールしました。今なら言えますが、ゴールしたときは、途中でリタイヤしなくてよかったと言う気持ちで一杯でした。
最後の日は、前々日、前日、併せて74.6km歩いたと言うのに筋肉痛程度で、怪我も無く、逆に早くゴールして会社で連休中に私の穴埋めのために働いてくれた仲間たちや、両親に喜びを伝えたいと思いながら、歩いていたためか、最後の17kmを3時間20分程度で歩いてしまったことにとても驚きました。
自分が143km徒歩で完全制覇出来たのも、企画・立案をして頂いた、矢萩会長をはじめとした日本ES開発協会の方々、学生の皆さんのお陰です。
そして、私が歩いていた間、私の分まで仕事を手伝っていただいた会社の仲間のお陰です。
今後とも、宜しくお願い致します。
平成20年12月4日 中井 尊明
P.S.
矢萩会長と永田さんの「いびき」はうるさかったなぁ〜。
後半の3日間は全く眠れませんでした(笑)
睡眠は重要だと改めてわかりました。