はたらく

コミュニティ経営の視点から 中小企業の人的資本について考える<春のてらこや2024>

🌸JES 春のてらこや2024 概要 🌸
 コミュニティ経営の視点から 中小企業の人的資本について考える

<日時> 2024年1月19日(金)17:00~18:50(16:45よりZoom受付開始)

<タイムスケジュール>
・オープニング・開会にあたり
・ご挨拶(影山摩子弥先生)
・トークセッション1:人事のフィールドから人的資本経営をどう捉えるか
           (清水秀城さん・畑中義雄さん/モデレーター 金野美香)
・トークセッション2:コミュニティ経営の視点から人的資本について考える
           (影山摩子弥先生・清水秀城さん・畑中義雄さん/モデレーター 金野美香)
・閉会あいさつ

<ゲスト>
◍ 影山 摩子弥 先生(横浜市立大学都市社会文化研究科 教授)
◍ 清水 秀城 さん(社会保険労務士/社労士事務所HR人事支援研究所 代表)
◍ 畑中 義雄 さん(社会保険労務士/有限会社人事・労務チーフ人事コンサルタント)
*モデレーター:金野美香(一般社団法人日本ES開発協会 理事長)

参加費について> 

◆参加チケット:2,000円(税込み)
◆ドネーションチケット:2,500円(税込み)

※参加者の皆さんには、後日アーカイブ動画をお送り致します。
※今回のセミナーの模様は、「TERAKOYA オンライン」にて録画動画を公開致します。
  TERAKOYA オンライン
※ドネーションチケットとしてのご支援は、当協会Good Job アクション「子どもたちの”はたらく”体験・はたラボ」運営に充てさせていただきます。
 🌳Good Job アクション!
  https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html

🌸 お申込み

お申込みいただきましたメールアドレスに、お支払いとZOOMのURL等、詳細のご案内をいたします。

    参加区分

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    備考

     

    日光街道はコミュニティツーリズムの舞台

    「太陽のもとのてらこや」三日目の行程は、栗橋→古河→野木→間々田、とご縁の深いまちを歩き進む一日です。

    徒歩行軍チームはコツコツと歩き進み、古河を経て野木神社さんで、毎回取り組ませていただいている落ち葉掃きのあと、早めのランチタイム。

    七五三のお参りの家族が集まる晴れやかな空気の境内で、できたておにぎりをいただきながら、午後の長い道のりに向けて力を蓄えました。



    同じ頃、スケッチを終えたまちあるき一行は、坂長さんでの休憩を終えて、古河のまちのつながりの基点・鈴木園さんへ。


    お伺いするたびに、古河のまちの歴史や文化という縦軸と、人々の暮らしかたや近隣のまちとの関わりといった横軸、の両面から、まさに多層的に重なりあう地域の姿をお伝えくださる石川代表。


    お茶で一服しつつ、抹茶アイス・抹茶ソフトを皆でいただきながら、今回もお話をお伺いしました。


    その後は、903シティファーム推進協議会の田心カフェで仕入れさせていただいている杉本納豆さんにも立ち寄り。


    「このまま古河で一日を過ごしたいね」という声が聴こえてくるほどの、つながり豊かなまちあるきとなりました。

    この三日目行程を歩いていると、「コミュニティ・ベースド・ツーリズム(コミュニティツーリズム)」という言葉の意味を体感します。
    地域コミュニティが主体となり、その土地の歴史や文化、そこに住む人たちの暮らしの智慧そのものをコンテンツとして巡っていく形をコミュニティツーリズムと呼ぶのですが、わたしたちが「太陽のもとのてらこや」で行なっているのも、まさにコミュニティツーリズムの姿。

    (古河歴史博物館では、特別に”ストリートオルガン”を演奏してくださいました。オランダとも交流があった江戸時代のインフルエンサー(?)鷹見泉石さんにちなんでオランダ製。圧巻でした。)


    歩きながら土地に埋め込まれたものを掘り起こし、地域の方たちとの関わりを通じて魅力あるコンテンツとして編集しながら、その地域で暮らす方たちの協力のもと、まちをめぐったり道を歩いたりしています。


    栗橋・古河・野木と歩き進むと、日光街道の真ん中の宿場町・間々田に到着するのですが、この間々田も含めてコミュニティツーリズムが創られているのです。


    間々田では、徒歩行軍もまちあるきも、「蛸屋間々田店」さんに立ち寄り。


    毎年ご挨拶させていただく酒井さん・鈴木さんというスタッフお二人と、JES活動を共に推し進めている社労士・小池さんのご家族とが、とても温かなおもてなしをしてくださいました。


    きっと、江戸の宿場町の時代からずっと、こうやってヨソからやってきた一行を「ようこそ」「お茶飲んで行きなさい」「この先も気を付けてね」と受け入れてくれる素地・気風が土地に刻まれてきたんだろうなあ、とこのエリアを通るたびに思うのです。

    2023-12-18 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

     

    古河のまちを舞台にしたアートワーク

    日光街道沿いの好きなまちランキング(JES調べ🌝)で必ずトップ3に入るまち・古河。
    古河公方の本拠地、古河城の城下町、そして日光街道の宿場町…と、土地の記憶が積み重なり、情緒あるまちなみや地域に根付いた愛着心と誇りに触れられることがとても居心地よく、歩きがいのあるまちです。
    今回、その古河で、 #みんなでつくるアート部 の皆さんがアートワークを進めてくださいました。


    上野のまちでは、アート部の中根さん(書道家)にVTS(対話型鑑賞)を行なっていただきましたが、今回は、ガイド役を峯村さん(多摩美術大学)が担ってくださり、皆でスケッチに取り組みました。


    まずは、古河歴史博物館で土地の歴史に触れたあと、スケッチとは何か?など峯村さんから説明。

    そして、小さなスケッチブックを手に、お隣の「鷹見泉石記念館」へ向かいました。

    下見の際に、記念館の方にわたしたちの活動のことをお伝えしていたので、この日は、その担当の方がいろいろと声がけもしてくださり、温かい空気の中でスケッチがスタート。

    おもいおもいの場所で、じっくりと対象物と向き合う静かな時間が過ぎてゆきました。

    峯村さん曰く、大切なのは以下の三つ。
    ①興味があるものに焦点をあてる(よく観察する)
    ②楽しく、すばやく描く
    ③構図を意識する

    そして、描いて終わりではなく、
    ・何を描いたのか
    ・どうしてそれを描こうと思ったのか
    ・描く時に意識したいポイント
    これらをスケッチブックの裏側に書き留めておき、スケッチを終えたあとに皆でふりかえりの場を持ちました。



    「なるほど、だからあの場所にずっといたんだね」「これを描いていたのは、そういう意味だったんだ!」など、お互いの一枚を通して、豊かな対話が生まれる場に。

    スケッチを終えたあとは、古河のまちに古くからある蔵を改築したコミュニティスペース「坂長」でランチ。
    親戚の集まりのようなアットホームな雰囲気の中、皆で「いただきます」。

    天保年間創業の古河のお米屋さん・安井米店のおにぎり弁当をほおばりながら、お互いのスケッチブックを見せ合ったりとにぎやかに時間が過ぎて行ったのでした。

    観たり聴いたり、という五感を受け身に作動させるだけでなく、「描く」という主体的なアクションを起こすことによって、こころとからだが開き、その土地のさまざまな情報に触れやすくなり、気づきが深まる。
    今回のアートワークは、そのような体験の機会でした。

    「その土地との関わりを深め、その場を利用して自己実現していくひとが『関係人口』である」と[は、かつてこの古河のまちでブラタモリ的な散策の時間を作ってくださった石井造園・石井社長の言葉ですが、スケッチを通してその土地に埋め込まれた多様な情報に触れながら、描く・伝えるといった主体的な行動を促してくれるアート部のこころみも、地域の関係人口を増やす重要な役割を果たしているのではないかと思います。

    2023-12-18 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

     

    未来の”はたらく”を考える<あおぞら図書館えいが会>

    日光街道のまち・みち・ひととの関わりから学びを深める「太陽のもとのてらこや」。
    その舞台である宿場町で出合ったすてきなスペースをお借りして、あおぞら図書館えいが会を開催します。

    今回の会場は、日光街道が行き着く場所である「日光東照宮」です。

    えいが会のテーマは「未来のはたらくを考える」。
    自分の、自分たちの、未来に向けた「はたらくかたち」「はたらきかた」「はたらく場」「はたらく力」をちょっと立ち止まって考え、まわりの人たちと話してみるー、そのような題材として映画を鑑賞し、キャリアについて考える場です。
    そのため、映画を観たあとに対話・ワークの時間を設けていますので、「いろいろな世代のひとと交流したい」「他分野ではたらくひとの話を聴いてみたい」「なにか活動に参画してみたい」といったアンテナを持った皆さんの参加をおすすめします。

    題材は、アフガニスタンとパキスタンで、現地の人々と共に現地の人々のために働いた医師・中村哲さんの生涯をドキュメンタリーでたどった映画「医師 中村哲の仕事・働くということ」をお送りします。

    <セミナー概要>  

    ●日時:令和5年12月2日(土)15:15 ~ 17:00

    ●プログラム
    ・15:15 開場:特別祈祷を終えてからお入りいただきます
    ・15:20 開会・ごあいさつ・チェックイン 
    ・15:30 開演(映画は47分間です)
    ・16:20 休憩
    ・16:30 ワークショップ
    ・17:00 まとめ・閉会


    ●受講料:
    一般5,500円/学生3,000円 ※特別祈祷代及びセミナー受講代含む
    *本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
    <Good Job アクション!>
    https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html

    <えいが予告編>

    https://youtu.be/bOSDk1o98ik

    ◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
    https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
    「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
    日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
    俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。

    <お申込み>

      参加日:

      2023年12月2日

      参加区分

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      備考

       

      「さとのば大学」に学ぶ 日本の未来を変えていく新しい学習コミュニティ

      学校だけに教育を担ってもらうでなく、官民も連携しながら地域全体で教育の機会を創り上げていこう、ということで、いま「地域教育」の重要性が問われています。

      わたしたちの活動フィールドである日光街道沿いのまちに焦点をあてると、例えば街道の起点・日本橋では、地元企業や学生たちも参画し、地域について学ぶプログラムが実施されたり、宇都宮や春日部などでは、地域の中に学びを担う人材を育成したり、という動きが積極的に取り入れられつつあります。

      また、いつもわたしたちの活動を支援くださっている石井造園さんは、横浜市をフィールドに、子どもたちと地域の緑を守る活動(ナラレンジャー)や、町内会などの自治組織と連携したCSR活動を通して、つながりの基点として地域教育を実践しています。

      このような地域教育=地域を舞台にした新しい学びのかたちを日本で切り拓いてきたのが、今回ゲストでお呼びする信岡良亮さんです。

      これから社会に出る若者たちが主人公となり、日本各地をフィールドに、地元の方たちとも連携を深め社会課題の解決にも寄与しながら、学びと実践を深めていく「さとのば大学」。今回、その発起人である信岡さんから、学校という枠を越えた未来思考の学びのあり方について、社会人のリカレント教育なども取り上げながら、お話を伺いたいと思います。

      かつてこの「太陽のもとのてらこや」でお話をいただいた佐藤淳一さん(宮城県・雄勝中元校長)は、震災以降の地元中学生たちの姿をふりかえりながら「何もかもなくしてしまった彼らにこそ、自らがたくましく生きていく力を身につけ、将来どんな仕事に就くかを考える場・学ぶ場が必要である」と述べていました。かねてよりキャリア教育に力を入れてきた宮城県で、雄勝の町を舞台に職場体験の機会を広げてきた佐藤さんが、震災で地域が全てなくなってしまってからも、発想を変えて、さまざまな人とのつながりや資源を活かし修学旅行先の地域を舞台にした志教育を実践してきた、というものです。

      いま、震災時に多感な小中学校時代を過ごしていた若者たちは、続々と社会に歩み出しています。

      そのような次世代の子どもたち・若者たちが、創造性豊かな働きかたで自身のとくいを伸ばしていけるようなキャリアの道筋をたどるためには、いかに創造性豊かな学びを提供できるか、という点が重要だと考えます。それを、わたしたち民間企業も連携しながら、多様性あふれる地域を舞台にした学習機会を提供していくことが、一つの道筋と言えるのではないかと思います。

      土地の歴史や文化という縦軸と、自然やひとなどの地域資源が広がる横軸が、多層的に重なりあう「地域」。それらの価値を編集し直し、繋げあわせることで、豊かな学びの舞台ができあがります。

      日光街道や、参加する皆さんの目の前に広がる地域あるいは職場で、どのような実践をできるのか、信岡さんのお話を踏まえ、考えていく機会にできればと思います。

      <セミナー概要>  

      ●日時:令和5年11月3日(祝・金)10:30 ~ 12:15
      *ハイブリッド開催(Zoom参加/リアル参加)

      ●プログラム
      ・開会あいさつ
      ・信岡良亮さん 基調講演 (聴き手:金野美香)
      ・トークセッション
      ・質疑応答
      ・謝辞・閉会あいさつ

      ●受講料:
      Zoom参加の方 = 一般2,000円/学生1,000円
      リアル参加の方=一般3,000円/学生1,500円
      *リアル参加お申し込みの方は、「日光街道 太陽のもとのてらこや」初日(11月3日(祝))にご参加いただけます。
      *本セミナーは、ドネーションチケットの形をとらせていただいております。皆さまの参加費の一部は、日光街道沿いの地域の子どもたちのはたらくワクワクを育むお仕事体験「はたラボ」の運営費および学生の活動参加費に充てさせていただきます。投げ銭として、上記受講料に加えてのご寄付もよろしければご検討ください。
      <Good Job アクション!>
      https://hataraku.jinji-es.com/goodjob/action.html

      <ゲスト プロフィール>

      信岡良亮(のぶおかりょうすけ)さん

      関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。Webのディレクターとして働きながら大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。小さな経済でこそ持続可能な未来が見えるのではないかと、島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町という人口2400人弱の島に移住し、2008年に株式会社巡の環を仲間と共に企業(現在は非常勤取締役)。6年半の島生活を経て、都市と農村の新しい関係を創るために東京に活動拠点を移し、2015年5月に株式会社アスノオトを創業。
      現在は都市と地域を繋ぐ学びの場「地域共創カレッジ」を主催するほか、ビジネス・ブレークスルー大学の講師として「ITと地域イノベーション」の授業などを担当している。2018年より地域を旅する大学「さとのば大学プロジェクト」の発起人となり、2019年7月より開講し新しい学びの文化を日本に根付かせる活動を展開中。

      ◎本セミナーは、「日光街道 太陽のもとのてらこや」のプログラムの一環として開催するものです。
      https://hataraku.jinji-es.com/nikkou.html
      「未来の新しい”はたらく力”を増やす」というテーマのもと日光街道を舞台に開催する「日光街道 太陽のもとのてらこや」では、フィールドワークをまじえながら五日間に分けて日光街道147キロを歩き進みます(各日参加可)。プログラムを通して目指すのは、”境を越えてつながりから価値を生み出す”働くかたちを学ぶこと。日光街道沿いの各地域で暮らす、「越境するはたらき方の実践者」「つながりの基点として地域を動かすコミュニティリーダー」「次世代の子どもたちへバトンをつなぐ立役者」「未来思考のはたらき方を自ら実践するロールモデル」に触れながら、自分たちの未来像を描くヒントを見つけ出す経験学習の場です。
      日光街道は、未来を見据え国の礎を築いた徳川家康公を始め、農家出身で農業に従事しつつも武士としてさまざまな地域興しを担った二宮尊徳氏、外国人というよそ者の視点から当時の日本の姿を客観的に世界に広めたイザベル・バード氏など、多くの偉人が足跡を残した道です。
      俳人松尾芭蕉の紀行作品「奥の細道」にも多く取り上げられ、日本人から愛されてきたこの地域にある、日本の旧くから続く「はたらく」に、これからのはたらくカタチのヒントがあるのではないかと思います。

      <お申込み>

        参加日:

        2023年11月3日

        参加区分

        会社名

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        メールアドレス (必須)

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        備考

         

        歴史に浸かる・人に浸かる”日光杉並木” [日光街道まるっと学び舎プロジェクト]

        Good job プロジェクトのイベントの一つ、日光街道まるっと学び舎プロジェクトでは、日本橋から日光東照宮までの143kmの道のりを五日間に分けて歩き通しています。

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        その道のりのなかで、もっとも自然と歴史あふれるのが、「日光杉並木」。

        大沢宿から日光まで、約16,5kmの杉並木が続きます。この日が最終日ということもあり、杉並木を歩いていると、「とうとうここまで来たか…!」と何とも言えない気持ちになってくるのです。

        この杉並木の中で、しんとした空気や、杉のにおい、小川がちょろちょろ流れる音、色々な自然を知ることができます。そして自然を感じながら、それを分かち合える仲間とともに歩くことができるというのは、何とも嬉しいことです。

        普段からお世話になっていても、そのことが当たり前になってしまって「ありがとう」が減っていく。

        そんな経験はありませんか?

        誰かと一緒に汗を流して、力のかぎり動く。

        そんな機会が減りすぎて、その楽しさを忘れていませんか?

        お互いに高い夢を持っている仲間と、自分たちの未来を語り合う。

        そんなことはもうできないなあと思ってしまっていませんか?

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        みんなが一生懸命だから、自分も一生懸命になれる。

        みんながしっかり聞いてくれるから、自分もしっかり話すことができる。

        これからの“ハタラク”について、皆さんも一緒に考えてみませんか?

         

        熊本訪問にて、熊本学園大学の先生と お話させていただきました(5月28日)

        先日の熊本訪問の折、熊本学園大学の先生とお話する機会をいただきました。

        ご自身も被災され未だ生活環境が整っていない中、貴重なお時間をいただきました。

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        <現在の学生たちの状況について>

        ・5月9日の週から、授業再開。

        ・ただ、半数しか学生は出席していない。おそらく、自宅が全壊して授業どころではなかったり、自身が避難所にいたり、なかなか授業に集中できない状況にある学生も多くいると考えられる。

        ・この状況が、あと半年以上続く可能性は極めて高い。

        ・感覚としてはまだ「非日常」。非常事態の下にある感覚。日常に戻るまでは時間がかかると思われる。

        ・学内のボランティアサークルが、地震直後から益城町等の継続支援を行なっている(避難所運営のお手伝い・避難している方々との対話、など)。

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        <現在の大学の状況について>

        ・(新聞記事の通り)クマガクは”福祉避難所を自主的に運営”している。直後は高齢者・障がい者を含む約700名が避難していたが、今は数十名とのこと。

        ・職員と学生ボランティア中心に、24時間体制で受け入れ対応。自身も被災しながら対応をする職員の大変さ。

        ・もともとバリアフリー構造だったため(社会福祉学部がある)、避難所としての機能をつくりやすかった。トイレ、運営体制、部屋のつくりなど。

        ・「あの大学ならば受け入れてくれるはず」と、高齢者・障がい者が多く集まる流れができた。その噂を聴いて、さらに他の避難所からも集まってきた。

        ・指定避難所でないため、物資は自己調達。全国から支援物資が集まり、それらによって対応した(特に東北から真っ先に届いた)。

        ・3.11の際、クマガクは東北学院大学を拠点に継続的な支援を行なってきたため、そのつながりで東北からの支援が多く集まったと思われる。

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        現状、6月7月の再訪の折に農業ボランティアに参画できる学生がいないか、働きかけています。

        また、ミラカツ(JESで行なう学生勉強会)において、動画会議システムを使って遠隔参加し、関東の学生との交流をはかる機会ももつ予定です。

         

        熊本学園大学の学生の皆さんはもちろん、地域の未来を創る担い手である多くの学生たちが、今は家族や地元の復旧復興に関わっていると思われます。

        その経験は、きっと彼らの将来にしっかりと活きてくるはずですが、今のさまざまな不安(就職活動や学業等々)を少しでもやわらげられるような情報提供・場づくりをできないものかと考えています。

        また、非常時における大学の役割、という点では、今後の関東方面の減災の取り組みとしても非常に参考になるなと感じました。

         

        また動きがありましたら報告させていただきます。

         

        『レジリエンス』強化研修に挑戦!

        先日行なった、軽トラ社労士・小池さんナビゲートによる
        「畑を基点としたレジリエンス(しなやかな回復力)強化研修」というココロミ。

        11753799_812786242149941_461960477_n[1]

        ●畑にて…土に触れ、土壌を耕し、作物を収穫。
        ●キッチンにて…収穫したものを自分たちの手で調理。
        ●地域に飛び出て…フィールドワーク

        という3ステップの”体感”で、
        心を整え、五感を刺激し、エネルギーを取り込み、”一歩踏み出す”力を養おう
        というプログラムに、まずは私たち自身が取り組んでみました。

        DSCN2122 ←まずはじゃがいもの収穫から。

        DSCN2140 ←大きなじゃがいもがゴロゴロ!!

        DSCN2141 ←次は冬野菜用の土に肥料を撒きます。

        DSCN2145 ←その後、耕運機で土と肥料を混ぜ込みます。

        DSCN2147 ←最後に夏野菜も収穫~!

        体中を動かす畑作業はもちろん、
        まっさらなところからレシピを考え暗黙のうちに
        役割分担して短時間で組み立てる調理、
        そして地域の人たちの手で創られ土地から生まれた魅力の詰まった場での楽しみ。

        「個のレジリエンスを高め、それを組織全体のレジリエンス強化に繋げる」機会として、
        とても効果的であることを実感する一日でした。

        DSCN2153 ←調理もみんなで。

        DSCN2158 ←おいしく頂きました!

        そしてもう一つ感じたこと。
        私は幼虫系がとにかく苦手で見るのも嫌で、
        これまではそれを理由に頑なに畑作業を拒んで来ました。
        でも、弊社農園部メンバーの姿や存在に心が軟化し、
        場を共にすることで、「虫嫌いでもできる作業がある」ことを知り、畑に行けるようになりました。
        さらに今回は、裸足で土の上を歩けるように!

        11128773_825340990889259_1578405645_n[1] ←裸足で歩いても全く問題ありませんでした!

        そういう自身の変化や些細な”新たな一歩”に驚き、
        「”存在する価値”が、人の変化を促す」という意味を実感し、
        農園部の存在にとても感謝しています。

        11751289_812786235483275_208700781_n[1]

        畑、という場から、日々の生活で鈍りがちな
        五感を刺激し人間本来の力を呼び起こす「個と組織のレジリエンス強化研修」
        ぜひこれから多くの方に体感していただきたいと考えています!

         

        7/26 アルパカファーム開墾の第一歩!

        7/26(日)に、当協会で耕しているアルパカファームへ。
        今回は、いつもご指導頂いている小池さんにもご一緒してもらい、荒れた畑を開墾です。

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        今回耕すことにしたのは、夏野菜を植えている畑の反対側にある畑。
        こちらに、冬野菜を植えたいと考えています!!

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        が、長年そのままになっていた土の表面はカチカチ。
        普段使っている方の畑の土もまだふわっとなっていないのですが、
        こちらはクワでも歯が立ちません…!

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        耕運機を使って一気に!

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        この真夏の暑さもあり、進んだのは6分の1ほど。
        道のりは長い…。

         

        さて、疲れを癒しに夏野菜のある畑へ。
        日光イベントの際に植えた枝豆ととうもろこしがいい感じに!

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        ↑ 生でガブリっ!!!うま~い!

        畑で枝豆、疲れた体、額に流れる汗…
        といえば!

        やっぱりその場で美味しく頂くのが一番!ですよね~

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        これが自分たちで野菜を育てる醍醐味でもあると思います。
        大地の恵をたくさん頂きました。

        いつかもっともっとたくさんの人たちと農業体験ができるような場を創っていきたいなあ!

        冬野菜のためにも、新しい畑の開墾頑張りたいと思います!!

         

        7/19 畑で耕す→収穫→実食の体験型研修!!

        いつもアルパカファームでご指導頂いている小池さんの畑に農業研修へ!

        農作業には、園芸療法といって、心も体も癒してくれる効果があるのだそうです。

        見渡す限り緑の世界へ。

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        ↑ なんだか日光が思い出されますね!

        まずはじゃがいもの収穫から。
        2月くらいに植えるじゃがいもは、この時期に大きくなって根が枯れて、掘り出すとごろごろ出てきます。

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        裸足でも気持ちのいい土。アルパカとは違ってふっかふかです。

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        キタアカリと男爵を収穫!
        本当に掘っても掘っても出てくる出てくる!

         

        お次は冬野菜用の畑に肥料を入れて耕します。
        耕運機もお手の物な本土くん。指導もしてくれました。

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        そして、夏野菜の収穫!
        きゅうりが大きく実っていて、採り応えがありました。
        なすやトマト、ししとうも。

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        そして最後は期待の!スイカ!!
        小池さんの畑でも初のこころみだそうです。
        持ってみると….

        ずっしり!!!重いんです!

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        畑でしっかりと汗をかいた後は、小池さんのお宅にお邪魔して新鮮な野菜を調理。
        きゅうりは浅漬けに。ナスは素焼きに。じゃがいもはバター醤油で!

         

        うまい。

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        添加物ゼロの揚げたてポテトチップスも、最高です。

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        やはり、うまい。

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        自分たちで植えて、自分たちで育てて、自分たちで収穫して、自分たちで調理して、自分たちで食べる。

        やっぱり、この自然とのつながりに力をもらいます。
        日本の古くからある、はたらくの原点である農業。

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        持続させ、発展させていきたいと思います!

        小池さん、ご家族の皆さん、ありがとうございました!!!